「萩・ひとに出会う旅」で、観光旅行とはひと味ちがう〝萩の日常〟を楽しみました!!④
~2日目後半~
【築200年の町家でランチ、お試し暮らし住宅でお宅拝見!】
「移住」とひとことで言っても、
ふるさとに帰る「Uターン」
ふるさとに近い地方都市に移住する「Jターン」
都市部から出身地とは別の地方に移り住む「Iターン」
人によってアプローチは様々。
その理由は、
「家業を継ぐため」
「実家に近い街で就職するため」
「自然の豊かなところでくらしたいから」
などなど、人それぞれあると思います。
そんな中でも、「移住先で自分のお店を開きたい」という方は、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、地方でカフェを開業する場合、住み始めてから起業準備していくのか、移住する前から準備するのか?築200年の町家を改装して2022年7月にオープンした「舸子(かこ)176」でランチをしながら、先輩移住者に移住創業についてのアドバイスを頂きました。
お食事の後は浜崎にある梅屋七兵衛旧宅(愛称 #梅ちゃんち) へ。
梅屋七兵衛は木戸孝允などの志士と交流があり、藩の密命を受け命懸けで長崎に鉄砲1,000丁を買い付けに行き、戊辰戦争で萩藩の勝利に貢献した人物です。
この建物は現在、萩に数多く存在する古民家を壊すことなく、改修によって再生できることを示す見本となっています。
移住希望者やサテライトオフィス開設を予定している方を対象に、手頃な値段でお貸しする「お試し暮らし住宅」として、令和元年7月から活用中です。
「#梅ちゃんち」は、歴史的な町並みの中で暮らしながら、市内のどこへでもアクセスが良く、萩の日常生活を体験できる人気の移住体験施設。
今年3月にオープンした 三見駅舎お試し暮らし住宅 (愛称 #さんちゃんち) と合わせて、萩移住への足がかりとしてご利用ください。
これにて、あっという間の2日間が終了。
今回の旅は、コロナ禍の開催ということもあり、出会い人を少なくし、交流会の地元メンバーも減らしたことで、参加者同士の関係が今まで以上に濃くなり、それぞれの思いを共有しみんなで応援するといった形になりました。
首都圏からの参加者が多かったため、今後も萩市が東京でイベントをする際にはお知らせして、繋がりを継続しながら参加者の“理想の暮らし”が実現できるよう応援したいと思っています。
参加者の皆さん、受け入れてくださったホストの皆さん、
本当にありがとうございました。
また会える日を楽しみにしています!!
文:三枝英恵
写真:河津梨香、三枝英恵