思考の綴り。

久々に筆を執りました。

今回はいつにも増して、身の上話や考え事・悩み事が多いです。
完全に覚書のつもりで綴っておりますので、あまり読まれることも前提としておりません。
ご注意ください。


停滞の夏でした。
私はかつて「絵を描くのが好きだから」という理由で美術系の大学を目指していましたが学費の問題で断念・あるいは高成績による学費免除の特待生を狙うも届かずに挫折(美術の実技試験はなく、学科試験のみでした)高卒後、一人暮らしを始め大学の代わりにアートスクールという画塾に2年間通ってから就職活動を開始、事務員やライター(文章を書くのも昔から好きなため)など色々面接を受けるも全落ち、デザイナー系の職業訓練校に通うことに。
通ううちに大衆向けイラストを描くことや広告デザイナーとしても向いてないことを知り、それでも印刷会社や指示通りに広告を作るような裏方仕事を探して就職活動を行っていたところ、偶然最初に見つけたのが、最も得意とするクリップスタジオの知識やアニメ系イラストの経験を活かせるクリエイティブ系の就労支援事業所A型のイラスト講師でした。
3ヶ月ほどの仮採用になったはいいけれど上手くいかず、人と打ち解けるのに時間がかかる私には土台無理な話でした。
更にはフルタイムで週5日労働+残業2時間の日が週2〜3日程度あるだけで体調を崩してしまうようになり、まともに働くのが自分でも無理だと感じてしまいました。
しかし私は前々から不安障害の診断を受けており(その気自体は不登校が多かった学生時代からあったものの、真っ当に診断を貰えたのは成人してからでした。)その伝手を使って行政に掛け合い、それ以前に福祉業に勤める両親にも勧められ、事業所の上司も受け入れてくださったこともあり、恵まれたことに事業所で職員としてではなく利用者として通えることになりました。それでひとまずの衣食住の確保を行うことができました。

あれから一年が経とうとしています。
年始に「イラストレーターになる」という目標を掲げ、事業所を活用させていただきながら練習と実践に励み、状況は良くなっていったかのように思いましたが、春頃から体調が心身ともに芳しくなくなっていきました。
夏は特に夏バテしていたのもあるけれど、ろくに運動もせず、閉じこもり、多幸感を求めてなのかは知らないけれど冷凍食品やレトルトで満足できなくて自炊もできなくて、出前で無駄にお金を使って貪る日々。逆に全く食べられない日もあったりとお陰で胃腸状態も不安定。食べ過ぎと熱中症で嘔吐してしまった日もありました。
「いけない」「お金に困って親に迷惑をかけてしまう」と思っていてもなかなか辞められない。
自分には妹が二人いて、妹二人とも受験生だから、きっとお金が掛かっているだろうに。今年24になろうとしてまだ援助を求めて過ごすのか、と自分をよく責める。
現在の世情に対してはあえて気にしすぎず、最低限の消毒などをしてなるべく変わらない日々を過ごしていましたが、なかなか世情が良くなってくれない不安感や、とうとう身近な人の感染を知って怯えが生じ、行政と事業所に申請して在宅勤務も可能になりました。
そうなると、ますます家の中で閉じこもってだらだらと甘えてしまう日々が、絵が全然描けない日々が、他に心から楽しめる遊びを友達とインターネット越しにしていても、それでもどこか空虚な――自分の人生から目を背けた日々が続いてしまっている。

心の停滞を感じる。
でも、それでもどうしても私はクリエイターになりたいなって気持ちがあるし、どうにかしてそれで食べたいなって気持ちがある。
年始のときほどの熱量はなく、淡い想いに成り果ててしまっているけれど。
そして何より、親にこれ以上迷惑かけたくない。
学生の妹の方がよっぽど心身ともに自立してる。私より真っ当にアルバイトがこなせている。勉強もできている。友達もたくさんいる。
もちろん、私も友達はいるし、ありがたいことに本当に良い人たちに恵まれているけれど、いわゆる「幼馴染」がいないことを寂しく思うこともある。

親に一切の金銭的援助なしに、携帯代もネット代も自分で払えるようになりたい。
せめてネット代は最近自分で賄おうと背伸びしてみたけれど、やっぱり今の収入ではちょっと厳しい。結局援助を求めてしまっている。
それがあまりに情けない。
とっとと真っ当な就職、および、真っ当に稼げる手段に就かないといけないのに。
そう焦らなくていいんだと、病院のカウンセラーさんも、事業所の人も言ってくださるけれど、でもやはり一番は親への申し訳なさ。
そして私の生活を心配して、ご縁を繋げてくださった事業所の職員方への申し訳なさ。

クリエイターとしての成功法も模索したり、フリーランスのための勉強本も買ったりしたけれど、体調面などそれ以前の問題が多すぎて。
問題がとっ散らかってる。優先順位を立てよう。
やっぱり体調を安定させるところから全てが始まる。
夏も終わるし、いい加減しっかり整えていきたいと思う。
クリエイターとしてどうにかこうにか模索するのは、それからだろう。
そう何度も整理してるのに気付いたら逆転して、上手いイラストレーターさんの絵を見たり、映画を見たりなどして、研究したりなぞしている。

YouTubeチャンネルを作ってみたり、配信を試してみたり、VTuberとしてのデザインを考えたりするけれど、どれもしっくり来ない。
喋るのが苦手だった。配信者の方は本当にすごいと改めて思った。
それは多分、表現したいのは「私自身のこと」ではなく「私の作品」だからなのだと思った。
「私」を発信したいのではない。「私の作品」を発信したいんだ。

実はイラスト描くよりも文章を書く方が… 小説などを書く方が得意なのではないか説も出てきた。
10年来、ずっと友達と遊んでいるインターネットのゲームは、TRPGにも似た原始的だけどそれ故に自由度に終わりはない最高峰の遊びだ。
私は自ら生み出したキャラクターの感情を綴り、情景を綴り、行動を綴る。相手が返してくれた行動や言動に、また自分のキャラクターも返していく。
そのやりとりをもう10年も続けている。特に情景描写や心理描写は綿密に書くのが好きで、読書家でもないのに小説っぽく書くのが好きだった。
いや、私にとっての読書がこのゲームなのだろう。ひたすら文字を読んでリアルタイムに自分もまた文字を綴って、画面にいるキャラクターたちと、そして画面の向こうの生身の人間たちと、唯一無二の物語を、ドラマを作っていく。
インターネットで出来る最大のロールプレイングゲームだ。
思えば小説のようなもの自体はかなり幼い頃から書いている。ポケモンの二次創作から始まっていた。

案外文章の方が得意なのかもしれない。
イラストだけに囚われる必要はないのかもしれない。
昔々、RPGツクールやWLOF RPGエディタを利用してゲームを作ろうとしたこともあった。
ノベルゲームもいいのかもしれない。イラストと文章を組み合わせてゲームにしたら、自分がキャラクターに込めた感情を文章として出せるし、イラストもあった方が取っ付きやすい。
せっかくどっちの技能も持っているなら、生かさない手はない。

文章でしか表現できないこと。
イラストでしか表現できないこと。
それぞれあることを、幸運にも私は知っている。

真っ当な会社勤めはきびしそうだ。むしろそれを拒否する甘ったれな自分もいる。でも実際、学生時代のアルバイトですら週5日勤務はひどくバテてしまったものだった。週5日、職業訓練校に通うのも後半はしんどかった。
根本的に一般的な労働が向いてないと気付かされてしまったのか、それとも、そう思いたいだけなのかは…自分でもわからない。

自分の特技はクリエイティブなこと。職業診断系の何某でもあらゆるところでそれが向いていると言われている。
でもそれで食べられるようになるようにするって難しい。
どうやったらそれで収入を得られるだろう。
貯金も引越しも出来るようになるだろう。

そう考え込むのもいいが、まずはちゃんと体を整えることが先だ。
がんばろう。
推敲もできずに綴るまま綴ってしまいました。口調すら安定していない。
失礼いたしました。

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