黛灰と単眼の話

すごい配信だった。私は馬鹿だからあまり理解出来てないんだけど、寝れない深夜のテンションで思いついたことだけ書き殴って残しておこうと思う。

黛灰という存在がエラーを吐いた理由は1つだと思っていた。

黛灰という存在の根幹の1部である存在を自らの手で消すことになってしまったから。

その1点のみでエラーを吐いたのだと思っていた。でももしかしたらもう1つ理由があったのかもしれない。

「黛灰という存在を証明する存在のバランスが崩れたから」

私はずっと師匠が単眼だと思っていた。でも配信後に誰かが言った。「私たちが単眼になってしまった」そこで私は考えた。つまり私たちと師匠合わせて両目だったのではないかと。私たちは「にじさんじ所属バーチャルライバーの黛灰」を観測する片目だったのではないだろうか。対して師匠は「人間としての黛灰」を観測する片目。お互いがお互いを単眼だと認識していた可能性がある。バーチャル体と人間体(という言い方は適切では無いかもしれないけれど)を片目ずつ合わせて観測する事で黛灰の存在を確立させていたのなら、片方が消えたらバランスを失って存在が危うくなる可能性が存在するのではないだろうか。師匠が単眼を背負って出てきてるのだと思っていた。でも私たちと師匠側が鏡写しのようにお互いの姿を写しあっていたとしたら?(配信の中で黛灰の姿が反転していたのを見て鏡写しなのかなと思ったけれどこれは頭が悪い考察かもしれない)片目を失って残ったのは私たちの片目だけ。だからこそ私たちが単眼になってしまったんだろう。

アンケートは選択しないという第3の選択肢が存在していたと考えられるけれど、仮に師匠の手を取っていたらどうなっていたか。もし両目揃って観測する事で黛灰という存在が確立していたのなら、私たちの観測外に出てしまうことで存在が揺らいでいた可能性もある。これは選択肢を選んでしまった人の気休めにちょっとはなってくれるかもしれない。

次に出てくる黛灰は私たち単眼の観測のみで成り立つ、よりバーチャルに寄った存在かもしれない。ただもし私たちが観測をやめてしまったら。その時は黛灰という存在を観測する両目が失われてしまって二度と誰にも認識されなくなってしまうかもしれない。物語はもう進んでしまって戻れないのだから、見る事を止めるのは許されない。これすらも筋書きかもしれないけれど


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