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ハゲ小説#5 居間3と居間5の間 04

イメージというのは、時に信じられない光景を見せる。
そして、人が「心に決めたこと」は神のような力を持つ存在であっても、
容易くは変えることができない。ここに来る前に決めたことであれば尚更。

木々や草花、彼らには普段見えない「根」に大切なものがある。
同じく人も、見えないところに大切な「本当の自分」が存在する。

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(まだ早い。お前はやることがある・・・・・)
死んでいてもおかしくない事故。
ハンドルを左に切ってくれた「呪怨」のような手。(いい意味で)
まだやるべきことがあるから生かされてる。

「まだお前はやることがある」

そう自分に言われてきたおれは、一時期、仕事にのめり込んでしまい、目の前に見える虚像現実にどっぷりと浸かっていた。仕事が面白い。これは仕事に慣れ、スキルが上がると全員とはいわないが、経験することだろう。
身体的な病におちることはなかったが、財に惑わされ、私欲を満たすためにさらに、仕事を推し進めた。今に至るまでに必要な過程だったのだろうが。


本日、TERU氏に言われた一言で確信した。

「以前は第7チャクラが開いていたと思われますねんけど、今はクローズな感じですやん!」

あ、やはり閉じていたか。
昔できていたこと、見えていたものが最近、見えない。見ない。
理由はきっと、虚像現実に浸かりすぎ。

虚像現実といっても、これが居間3であるから、受け入れるしかないのだが、少し遠回りをしている気になり、せっかちなおれは、損したような得も言われぬ感覚を受けた。

「まだお前はやることがある」

仕事をこなしながら、ときに苦しいときも、あーこれが「やるべきこと」だったんだな~。と思い込んでいたが、今は言える。それは仕事のことではなかった。ただ、財に目を奪われたおかげで、「紙屑」を光に変えれる今の状態になれたのは、ある意味定めだったのかもしれない。

だが、紙屑も疫病も、光に変える使い方をしない限りは「闇」を生む。


ニート➡フリーター➡ハゲ➡勘違い野郎➡光のフィクサー

もいいかもしれない。
銀河共和国ハゲ評議会の目的はさらにその先だが。



イメージというのは、時に信じられない光景を見せる。



完(気が向いたときに続く)

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TERU氏にチャクラ覗いてもらって、少し体が楽になったので、
調子にのって、2記事目投稿だw

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