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スッタモンダヴォーズ

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宇宙ライフ第五部。道ラブ(第二部)の続編です。スケベイダー卿となったタオの助。毛ナイマスター(光術家)となったマスター・サンことオジ=サン・毛ノービ。壮大なるスッタモンダヴォーズ…
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#小説

スッタモンダヴォーズ デイライト置換

常に今ここ。 はるか彼方の天の川銀河系で。 オネーサンを連行することはできなかったものの、マツジュンの観念を解放したスケベイダー卿。シコ軍団の地上部隊により、あっさりとオジ=サンの居場所は発見され、じつに25年ぶりに二人は顔を合わすこととなった。 『やっと会えたな、オジ=サン!』 〈・・葉っぱのような蝶だったの。あなたも自然とひとつだよって言ってるみたいに〉 『!?』 〈貴方の奥様、小力子さんの言葉です。貴方が離れてしまい、黒パンティーも穿かなくなりました〉 『・

スッタモンダヴォーズ ワン・ソロストーリー

「私の観ている世界が変わったような・・?」 『私の世界か・・。まだ思考と同一化が起きているな』 〈変化は完全にはなれません。闇は光を知ろうとせずと等しく。知識を持ったまま神は実現しない。宇宙の理です〉 「え?私はニセモノってこと!?」 『安心するがいい。本当の花子は常に輝き続ける実在だ。ここで重要なのは、神は分離も意味づけもしない、ということだ。思考でいくら私は創造主だの自由だの宇宙だのといっても意味がない、ということだ。これは私が云うからそうではなく、法則である』

スッタモンダヴォーズ いまここ小力子

常に今ここ。 はるか彼方の天の川銀河系で。 花子は思い出していた。25年前、タオの助がカード集めを理由に他の惑星に旅立った日のことを。 💥💥💥 「信じらんない!孫もまだ小さいのに家族全員置いて出てくなんてっ!💢ちょっと!お母さんも何か言ってよ」 〔あなた、お父さんのこと、何も理解ってないのね〕 「?」 〔いつだったかお父さんにこう言われたわ。”己の中心を信じることすらせず、過去の思考ばかり見ている者は己の本当の顔すら観れない”って・・。自我じゃない真我ってね、花子

スッタモンダヴォーズ 災いの観念は勘弁

『やれやれ。また判断しておる。心地良くない観念など手放せばラクになるのに。それとも自分自身を赦せていないのか。現世に生きているがゆえ』 〈愛だけを、つまり本当の自己だけを観続けることができていない証〉 「へ?」 『真理には判断する者はいない。花子が魂でも聖心でも空でも何でもよいが、それらは思考しないということだ。現実世界とはまったく関係ないところにあるソレは完全充足し唯一無二。ソレはすべてを照らすことしかせぬ。よくよく考えてもいい。花子のいう魂とは思考の産物ではないだろ

スッタモンダヴォーズ 極楽ロールアウト

あなたしかいない。 対象はいない。 それなのにあなたを中心にすべてが存在している。 それなのにあなたの眼前に他者や風景という対象が広がる。 いくら鏡を見てもあなたは自らの本当の顔を見ることはできない。それは全部が逆に映る。 どうすれば自らの本当の顔を? 直接に見るには? 気づけば見やすい。容易く理解りやすい。 なぜなら、世界があなたの本当の顔だからだ。 理。 現世ではすべてがあなたの為に存在し、 あなたはすべての為に存在している。 さらに、世界はあなたの内側にある