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社畜新学#20_今回でnote定期更新はやめます。オレの「副業」は誰かの「本業」であることを痛いほど思い知った社畜中年

今回、20回目。

このnote週1連載も折り返し地点にきた。
「10回書いたら2週休み」というルールで年明けから書いている。

実はこの記事を出し終えてから、しばらくnoteの定期更新を休むことにした。

理由はシンプル・・・

「note記事作成のための時間を取ることに優先順位を上げることができない状況になってきたから。」

自分で決めたことを破るのは、
過去の自分との約束、
noteの鬼神・猫山課長の軌跡と教えに反するので、
とても気が進まない。

だが、自分の状況を前向きに変えるため必要なこと。

定期更新の最終回になるが、自分の今後の活動に繋げるため、そして副業を始めようとしている誰かのために、
今回そのような考えに至った経緯を掘り下げて、整理していこう。


1.noteの週1更新をやめようと思った経緯

2024年が始まってから(特に3月以降)、大きく自分自身の状況が変わってきている。

複業もサラリーマン業も家庭内も。

複業している傍ら、今年に入ってから、

SUNABACOでWordPress講座を受講して、LPコースを受講して、うたのんライティングスクールで勉強して、社労士の研修会や勉強会に参加して、開業ダッシュの会で勉強して・・・・と学びにも多くの時間を費やしている。

睡眠時間を削って、家で酒飲む時間を削って、まったりとダラダラする時間を削って、多分、丸一日学びも仕事もしなかった日など久しく存在しない。

ちょっとどうかしていると思う。
やっている自分だって、先のことが全て見えていたら、こんなにスケジュールを詰め詰めにはしていない。

だが、学ぶと決めたのは、「3ヶ月前」の自分。

その時は、これだけ状況が変わることが見えていなかったから。
40代にして、3ヶ月後が想像がつかないほど変わるようになってきたのだ。
これは喜ぶべきこと。

変わることは、行動を継続してきた結果。
2年前にはとても想像できなかった状況だが、これからも変化し続けてもっと価値を提供できるようになりたい。

ここ3ヶ月で起こってきた変化について、以下に書いていこう。

以下の①〜③のように、私はやることが増えていき、note記事作成の優先順位が下がってきたのだ。

①副業(複業)の仕事が増えてきた

私はサラリーマンの他に、Webデザイン・社会保険労務士・資格講座講師の3つを仕事にしている。

いつか誰かの発信で見た言葉で私が好きな言葉
(すみません、誰だか本当にわからないのですが、言葉だけ覚えています。)

「1円でもお金をいただいて仕事をしたらプロ」

という言葉をそのまま当てはめると、3つの仕事ともこれまで2桁万円以上はいただいているので、プロである。

そしてそれらの仕事の多くは、マニュアルが出来上がっているわけではない。
初めて遭遇するケースでわからないことを調べながら、聞きながら、学びながら、毎日「胃の痛み」という「成長痛」を感じながら取り組んでいる。

会社の看板がない自分に対して、新しい仕事をいただけることは本当にありがたい。
自分が成長するきっかけになり、できることが増えていく感覚を40代半ばの中年になっても再び持てるということは、とても運がいい。

②本業の仕事への取り組み方が変わってきた

実は少し前のnoteに書いたのだが、私はサラリーマン業を期限を決めて辞める気持ちを心に置いている(少なくてもそう決めてサラリーマン業に取り組む)。

そうすると、出世コースから外れて干されて不満ばかり目についていた職場に対する気持ちが変わった。
「恩返ししたい・やり残したことがないようにしたい」、と考えるようになった。

そうすると、
「自分がやるべきこと」に集中して、承認欲求や理不尽に対する怒りなどの雑念が入りづらくなっている。

「会社の看板と資金を使って、個人ではできない大規模な仕事をすることはこれが最後かもしれない」
「新卒の若手を育成することなどもうないかもしれない」

そう考えると、これまで当たり前に思えていたことが、一つ一つの仕事が、自分の人生の中で非常に貴重な機会になる。

そういうモードに入って、これまで以上に本業で気力・時間を使うようになっているのだ。(決して社畜的な働き方はしないが)

会社が嫌なわけではない。
出世コースから外れて、卑屈になって嫌な感情を抱いている自分が嫌だったのだ。

そんなことを実感しながら、サラリーマン業でも時間・気力をフルに働いている。

(そのあたりのことを書いた記事はこちらです↓)


③家庭内の役割分担が変わってきた

4月から妻も働くようになった。
我が家は共働き家庭に転生した。
将来のことを考えると、
1馬力でいるよりも2馬力でいた方が安心だから、
ということもあるだろう。

だけど、それ以上に、
サラリーマンでいたと仮定しても、
今のままの待遇でずっと働いていたとして、老後安心ではない、
という感覚もあってのことだろう。
(そうじゃなくても、サラリーマン辞めるつもりで仕事するわ、などと宣う夫と一緒に生活しているので気が気でないのだろう)

こんな形で共働き家庭になると、今まで免除されていた家事育児の分担を増やさなければならない。
(本来は共働きか否かにかかわらず分担すべき、なのだけれど、不甲斐ない・・)

正直、今更だが家事を覚えてできることが増えるのは、割と楽しい。
妻が割と褒めて伸ばしてくれるタイプだということもあるのだろう。

こうして、息子が病気した時には交代で休む、というような、今まで以上に家事育児をやるようになった複業サラリーマンが出来上がったのだ。

2.今年前半note書いて得たもの

年明けから継続してきたnote週1更新。
それによって得た気づきもある。

①〜③に書いていこう。

①自分の心の内側と深く対話することができるようになった

毎週1回、何かを発信する。

このミッションを自分に課すと、
・心の中で曖昧にしておいた感情に向き合うこと、
・日々起こった出来事について考察をすること、

これらに必然的に取り組むようになる。

そのおかげで、自分が将来どうありたいか、など方向性が見えてきた部分もあった。

会社員生活に対して、期限を決めて前向きに取り組むことになったのは、
noteを書くことを通して、
自分が自分の内側と深く対話することができたこと、
noteを読んで気づいてくれた周りの方がアドバイスをくれたこと、
が合わさったからだろう。

いわば、行動を変えることが自分の生活を変えることにつながったのだ。

②時間に対する考え方

思い知ったことが時間の足りなさ。

最近実感するのだが、

知識・スキルを身につけても1人でできることは時間が限られている

ということ。

スケジュール帳から数字で計算しているよりも確実に時間は足りない。

若い独身の頃の感覚で、
「土日はフルベットで複業する」、というわけにはいかない。
可処分時間が想像以上に少ないのだ。

睡眠時間を削っても、限界はある。

「一人でなんでもやる」、というやり方を変えなければならない、
パラダイムシフトに来ているのかもしれない。

「スキルや知識を活かすために、Teamというか仲間を作る」

そういったことも、考えていかないといけない状況だ。

そうしないと、安心して仕事を引き受けられない。
(前にしゃおり先生と話をしていた時に、そんな話も出てきたことを書きながら思い出した。)

仕事ではなくてもnoteを更新するという場面においても、
時に、「15分でnoteを書いてみた」、などの、
誰にも何も与えない、
書くことを目的としたことをやっていたりしていた。

これぞ、後々振り返ってみても、目的を見失っていた典型だな・・・

③オレの「副業・複業」は誰かの「本業」であるの意味

私にとっては、複数あるうちの仕事の一つでも、
それを「本業」としているライバルはごまんといる。

このことを忘れてはいけない。

これまで、ブランディングとして、
「(40代で出世コースから外れた田舎在住の)複業サラリーマン」
というキャラ付けをしていた。

「凡人で地方で複数の仕事をしているサラリーマン」は珍しいだろうと考えて、発信をしていた。

確かにキャラとしては、面白いかもしれない。
副業したいと考えている人からコンタクトがあり、実際に話を聞いてみたい、と言われて、会ったことも何度となくある。

だが、仕事を依頼する側からしたら、
私が専業か複業か、本業か副業か、などといったことは関係ない。

提示した金額で期待以上の価値提供レベルの商品を納期以内に納品される、といったことが一番大切なのだ。

いざ実務になったら、
「その仕事のプロである」、という矜持を持たなければならないのだ。
そしてプロとして仕事に取り組んで納品しないといけない。

繰り返しになるが、
一人でやる以上は、
「自分のスキルなら対応可能」だと思っても、
自分の時間が足りなければ、それは対応不可能なのだ。

もし、自分の時間以上のことに対応するのであれば、
Teamで請け負える体制にしておき、それに見合った価格設定にしておかなければならないのだ。

3.最後に

こんなことを諸々考えながら、
自分で勝手にはじめたnoteの週1更新を、勝手にやめることにした。

でも目標の半分でも続けていて良かったと思う。

自分の副業が伸びる前にはじめて、少し伸び始めてからぶち当たる壁への対処に早く気づけるようになったから。

結論から言えば、

複業サラリーマンというブランディングの過程で、
一人で複業をする際に、いろいろなジャンルに手を広げすぎたと思う。
(ありがたいことにどれもお金をいただけるレベルになったからこそ、1人でやるという考え方から手を引けなかった。)

とはいえ、形にできるものから簡単に手を引くのはもったいない、
とも思っているので、

「自分一人でやる仕事」と「Teamで請負う仕事」を仕分けして、

上手に仕事をしていけるようになっていきたい。

それまでnoteは気まぐれ更新に変わります。

いつも読んでいただき、ありがとうございました。


これから副業をしようと考えている人へ

新しく学びながら実践するフェイズの副業であれば、ぜひ1つのジャンルに決めて、一点突破を心がけてください。
(僕が背中を追いかけている猫山課長もそう言っています)
ここから挽回しようと思っていますが、恐らく私は反面教師です。


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