インフルエンザA型の妖精
昨日、インフルの妖精と診断され、来週月曜日まで幽閉となった。
もう熱もなく、暇で暇で仕方がない。
コロナで10日間ホテルへ幽閉されたとき(2022年8月中旬)を思い出しながら、昔のハードディスクのデータを見ています。
ハードに眠っていた「コロナ感染時のホテル療養」の写真が出てきたので、暇なことを理由に簡単に記録としてココに残しておこうと思う。
今は無き「ホテル療養」というイベント。あの頃は、コロナ陽性というだけで、無料で10日間もアパホテルに収容され、薬や飯がすべて無料で頂けたのだ。5類になったいま、もはやそれは過去の歴史の一部となってしまったが・・・。(ついでに、コロナ感染というだけで入院扱いされたので、10日間で25万円が保険金として受け取られたボーナスステージ期間でもあった)
ホテル自体は案外綺麗。入所した1~2時間は「神かよ!こんな空間独り占めかぁ!?」とウキウキしたもんだが、4時間後には「一人でクソ暇すぎて帰りたい」とホームシックになったのが思い出されるな。
入所当初に「魚料理か、肉料理、どちらか選べ。出所まで変更不可能や」みたいなカイジの地下帝国のメシみたいに自由の無い選択を迫られ、「こんなくそ喉痛いし熱なのに肉なんか食えるか!ボケ!」としてソッコーで魚料理を選択。
飯はまあ美味かったと思う。
いや、まあご飯に関しては文句はなかった。楽屋弁当みたいなもんが毎日毎日時間通りにやってくる。カップみそ汁付きという豪勢さ。
というか刑務所同然の日を送っていると、楽しみがメシしか無くなるんやなぁってしみじみ思った。
回復していく幽閉8日目くらいになると、もう腹が減って仕方がない。飯が少ないし、魚料理なんか食べた気がしないのだ。選択をミスったことに、8日目にして気づく。
そこで、カップヌードルのありがたさに感動。安藤百福、おまえすげえよ。って言いながら、アマプラで相席食堂見ながら暇をただひたすらに潰していた。
やることがほんまにないってのは地獄だということをこの時理解した。
一人狭い部屋でウロウロウォーキングしていたときもあった。
ああ、帰りてぇと幾度となく思った。
UFOを食う!ってのが楽しみのイベントとしてリスト入りしているのがすごい。それほど、やることがないんだなと。
そして、10日目に出所。
びっくりすることに、難波からタクシーを拾って家に帰るのだが、タクシー乗り場まで歩く体力がない。へろへろになりながら帰宅した。
今回のインフルは、イナビルとかいうのもあって、そこまでつらくないまま、もう体調も元通りだが、コロナはつらかったな。
クソ暇だし、1~5日目くらいまではガラスの破片でも飲んでんのかぁえ!?みたいな喉の痛みによって飯が食えなかった。
二度とコロナには感染したくないもんよな。
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