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"終わり"というわけではないと思っていたけれど…

私は休みで昼のパスタをたいらげた後、ベースを弾いていた。

嫁さんは昨晩よく眠れなかったらしく、隣の部屋でガッツリの昼寝をしていた。

そんなところに嫁さんに連絡がくる…義妹の旦那さんの父親が亡くなったらしい。以前から入院されていたので驚きという感じではなかったのだが…

嫁さんは「生きているのにこんなことをしててはいかん!」と起きだしてきた。

普段お互いに特別生産的なことをするでなくても幸せな気分を満喫しているふたりではあるのだけれど…

"生きていること”と"死んでいること”の対極を考えると、やはり死んでいてはできないことが多過ぎる…

"生きていてこそ”の大切さを、少し忘れていたような…

"FEEL SO ALIVE!”的なモノを見失っていたような…

そんな話を嫁さんとしながら季節変わりを感じる心すら少し希薄になっている現在を憂いつつも、進行の遅くなったように感じる日常に喝を入れられたような出来事だった。

私には死んだ経験がないのでわからない…でもそこまで怖れる存在でもないと思うんだが…それでも"死”は多くのものを失うことになるような気がしたんだよ。

生きているうちは‟生きてるぜ!”ってよろこびかたをするのが正しいのかもしれないね。

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