【おたくの本棚】『世界はハッピーエンドでできている』編
最近、芸能活動しているんですよ。ゲームで。
【幻影異聞録♯fe】ってゲームなんですけどこれが楽しいのなんのって。
さすが天下のATLUSだなーと。
以上、近況報告でした。(ぶっちゃけ例のウイルス騒動で引きこもっているからネタが極端に減ってる)
この企画の趣旨についてはこちらから↓
https://note.mu/hagakihakakanai4/n/na655ed9a89a9
引きこもりのお供と言ったらやはり漫画。
今回は陰鬱な気分を吹き飛ばすこちらの作品をご紹介。
世界はハッピーエンドでできている
著・下西屋
KADOKAWAより全6巻発売中
1話↓
https://www.comico.jp/detail.nhn?titleNo=15545&articleNo=1
これはアルアルだと思うのですが、コミックスの刊行ペースが遅い作品ってうっかり買い忘れちゃいますよね。
なぜこのような良作を二年以上放置したのだ俺。
『グリム童話や日本の昔話、世界には様々な童話が存在します。ですがその多くの必ずしもハッピーエンドという訳ではありません。
退治されてしまった狼さんは?かぐや姫は?悪い魔女は?マッチ売りの少女は?
この物語はそんな童話のいわゆる悪役と呼ばれる人々や主人公達を全く新しい視点で再び読みとく人生劇。
誰も不幸にならない、少しむちゃくちゃで、なんだか涙が出てくる物語のはじまりはじまり~』
この作品は先に触れた通り、世界の童話や昔話をベースに全く新しい解釈で物語が繰り広げられるというものです。
その種類は多岐にわたり、グリム童話や日本の昔話はもちろん。東は西遊記や十二支の昔話、西は不思議の国のアリスや眠り姫に白雪姫など。
ありとあらゆる童話を半ば強引とも取れるシチュエーションでハッピーエンドに持っていきます。
具体的な例をあげると例えば桃太郎では舞台が現代日本になっていたり、シンデレラでは母親が闇医者のお世話になったり、白雪姫がガチムチになったり。
とにかくハッピーエンドに持っていくため突拍子もない設定を平気で持ち込んできます。(もちろん原作のストーリーを尊重した上で行われていますが)
しかしこの作品のすごい所はそこではなく、全ての登場人物が自分の人生に真剣に向き合い悩み自分なりの答えを出す強さを持っていることです。
特殊な産まれから来る疎外感、一度犯した間違いとの向き合い方、自分が持っていない物を持っている人とのつきあい方。
この作品には人生を少し幸せにするための生き方が沢山詰まっています。
という訳で今回はKADOKAWA様より発売中
世界はハッピーエンドでできている
著・下西屋
の、ご紹介でした。
ではでは私はこの辺で...
(【おたくの本棚】『リンナ警部は呼吸ができない』編|ハガキの人 @hagakinohito #note https://note.com/hagakihakakanai4/n/n819209ffdfd5 )