見出し画像

ウィッグカットで美容師さんに教わったこと

こんにちは。筋痛性脳脊髄炎/慢性疲労症候群と機嫌よく生きる、キョーコです。

先日の記事でウィッグを購入したこと、被ってみたけど若干ビミョーだったことを書きました。そして、ウィッグカット対応の美容室へ。(ウィッグは箱に入れたまま持参しました。)

ウィッグで違和感を感じる理由

艶がありすぎる
顔周りに隙間ができる
不揃いな毛がない

他にも細かいことは色々あるのでしょうが…。

大雑把にいうと、地毛ならどう頑張っても発生するはずの、不完全な部分がないのがおかしいポイントなんだそうです。

解決策)艶ありすぎ問題 → シャンプーをする。

と言っても、普通に髪を洗うのと同じようにわしゃわしゃ洗うのはNG。洗面器にお湯を張ってシャンプーを溶かし、それをそっとかけて洗う。または、シャンプーとお湯を1:1くらいで手に取って、髪の流れに沿ってつけていく。髪の流れを乱すと絡まって再起不可になるので気をつけて。

すすぎ終わったら、スタンドにかけてドライヤーで乾かす。(直置きは最悪、たぶん再起不能になるのでNG)

シャンプーをすることで、細かい傷がついて艶が消えていくんだそう。

解決策)顔周りに隙間ができる → 顔周りの毛をカット

もみあげ付近の短い毛とかがないのが不自然ポイントだそうで、ウィッグの顔周りの内側の毛ををわざと短くカットします。

解決策)不揃いな毛がない → 頭頂部にアホ毛を作る

アホ毛をわざわざ作るって笑っちゃいますが、すこーしあった方が、艶も消せて自然な感じになるんだそう。人間味の演出?笑

これがカット前とカット後の比較画像です。(条件揃えなかったので色味とか違いますが…💦)比べてみると、グッと自然な感じになったと思いませんか?

画像1

ウィッグの手入れあれこれ

Q)どれくらいウィッグは持つのか

毎日同じウィッグを着用すると、半年くらい

交互に使うなど、時々の着用だと、1年〜すごく上手に使うと1年半くらい持ったりもする。

製品の質やお手入れ状態などにもかなり左右されるようです。

Q)ダメになってくるとどうなるのか

毛先が伸びて絡まってクシャクシャになる。

カラーやパーマですごーーーく傷んだ時、地毛でもすぐに絡まって解けなくなる時ありますよね?そういう状態が頻発するようになるんだそう。

Q)やっちゃダメなことは

無理矢理解くこと。絡まった時にググッと力を入れて引っ張りがちですが、それをやると人工毛はビヨーンと引っ張られて伸び、それが縮れてクシャクシャになってしまう。(要は細ーいプラスチックだと考えるとわかりますね)

おすすめシャンプー

ウィッグ専用品でなくていいので、美容室専売品のシャンプーがよい。

※別に売りつけられたわけでは全くないので(小さい美容室で販売用在庫おいてないそう)、下心あっての発言ではないと思います

ただ、それもどこまでお金をかけるかの優先度合いによるので、特にこだわらずに市販品使うのも判断としてはもちろんありとのこと。

おすすめブラシ

●プラスチックの目の荒いコーム(百均でもOK)
●柔らかいプラ毛と猪毛のが交互植毛されたブラシ
(メーカー名失念して捜索できず…💦)

絡まった毛を無理に引っ張らず、しなやかに解いていくのがポイントのようです。

ウィッグの保管

スタンドに掛けて保管がベスト。
その次が購入時の箱に、あんこ(紙の玉)を入れて保管する方法。直置きはNG!

ウィッグカットで長持ち

今回は、肩くらいまでのボブのウィッグを、あまり長さを変えずに整えてもらうカットをしましたが、毛先から痛んでいくので、傷んできたら短いスタイルにカットしていくと長持ちするそう。

但し、ウィッグでベリーショートは難しいので、ショートボブくらいまで。私の今回買ったウィッグだと、あともう1回カットするくらいの感じでしょうか。

着用してみて、不便なところ

不便なところは、暑いのと、マスクや眼鏡をかけるときにやや干渉するところです。お出かけ用のONモードなアイテムだなぁと思います。家でゆるゆる過ごすのに被るのは鬱陶しい。(でも、一旦被ると地毛がぺたんこになってしまうので、一度被ったら夜まで着けてます)

地毛と髪の色が違うので、眉の色を変えるのを忘れると浮きます😂

まとめ

カットしてもらって、スタイルとしてはとても気に入っています!地毛では実現不可能なヘアスタイル✨(髪の毛多すぎて重い、すぐにハネる等々…)

むしろもっと若い時からこの方法に気づいていたら良かったかもしれません。いずれ、別のスタイルも購入したいな〜と思っています。

地毛の手入れにエネルギーを割けない方、選択肢のひとつとしてかなりアリだと思います♪


サポートありがとうございます♡ 病気と付き合いながら過ごす毎日を快適に過ごす道具の購入に使わせていただきます。