さて

さて
何をするかなあ、というのがある。
このまま行くと、このまま人生が終わってしまう。
信心して良かったけど、でも、出世とか結婚とかそういう世俗的なことができなかったなあ。
まあ、それは望んだことではあるんだけど、自分の中に密かにそうならなくて夢のような結婚をしていたり、なんだかんだで出世していたりする夢物語とか、そいうことへの欲望が入っていたことは否定しない。
ただ、そういう欲望へ向けて何もしなかっただけだ。
自分の宿業に立ち向かうことをしなかっただけだ。
しかし、そんなことに自覚的になったところで、今さら何をする？

ともかく言えることは、自分の人生が折り返し地点を過ぎて、復路に入ったことは間違いない。
拡大傾向ではなく縮小傾向にあることを間違いない。
今さら「誰か」になるのは意味がないけど、では「自分」って何だ？となるからタチが悪いのだ。

マイペースと人には言われるから、今さらマイペースを心がけるのは意味がないとは思うけど。

さて、では何か社会貢献するって言っても、それに伴う人間関係の煩わしさを考えれば憂鬱な気分にしかならないしなあ。