生きづらさを抱えている人たちにVol8

働くということ

今日は、働くということについて書きたいと思います。私は昨年、介護職員初認氏や研修を修了して、現在、介護施設で、週に二回ヘルパーとして、働いています。私は、この仕事が大好きです。利用者さんから「ありがとう」という言葉を頂くととても嬉しいです。働いてよかったなあと思います。

統合失調症をはじめとして、心の病を抱える人にとって、働くということは、高くて大きなハードルです。働く自信がない人も多いと思います。でもそんな人に、私は伝えたいです。「勇気を出して、一歩を踏み出しましょう」と。そして、「オープン就労で働きましょう」と。

なぜ、オープン就労がいいのでしょう?私自身の経験から、絶対にオープン就労をお勧めします。オープン就労とは、障害を隠さずに、オープンにして働くことです。まず、「病気がばれたらどうしよう」と、びくびくせずにすみます。体調が悪い時への配慮なども得やすいです。また雇われる側にも、障がい者に門戸を開き、チャンスを与えているという社会的な意義があります。オープン就労するのをサポートしてくれるところはたくさんあります。勇気を出して、一歩を踏み出してください。

働くこと、それは喜びです。自分が誰かの役に立ってるという、自己有用考えられるし、社会と繋がっているという想いも得られます。仕事を終えた時は、充足感と達成感が得られます。

大切なことは、頑張りすぎないことです。一人で抱え込まないことです仕事の悩みなどを話せる人を見つけておくこともとても大切です。自分なりのリラックスする方法を見つけておくことも大切です。

もちろん、仕事だから、大変なこともあるでしょう。そんな時は、とにかく話を聞いてもらうことが大切です。主治医の先生だったり、クリニックのスタッフさんだったり….とにかく話を聞いてもらうことが大切だと思います。

仕事を続けるモチベーションを保つために、自分にご褒美を挙げることもいいのではないかと思います。仕事を頑張ったから、友達とランチに行く。好きな本を買う。行きたかったカフェに行く…なんでもいいので、じぶんにごほうびをあげるのです。そうすれば、頑張れると思いませんか?

だれかにはなしをきいてもらっても、その仕事が辛くて、しんどくて、再び心が折れそうになったら、休んだり、辞めたりしてもいいと思います。逃げるということは、けっして悪いことではないと思うのです。

働くということを通して、学べることはたくさんあります。せいちょうできるところはたくさんあります。自己肯定感が高まります。京セラの創業者の稲森和夫さんは、『生き方』という本の中で、「利他の心で生きる」ことの大切さを説かれています。私もこの言葉が大好きです。利他の心で行きたいと思っています。

自信がなくて、踏み出せずにいる人、勇気を出して、一歩踏み出してみませんか?あなたに合う仕事はきっとあります。あなたを必要としている人たちは、きっといます。

赤羽雄二さんは言います。「人は誰でも、何歳でも変わることができると」

変わることができないという人。あなたを縛っているのは、「できない」「無理」「どうせ自分なんか」と自分自身を縛っている、あなたの言葉かもしれません。

あなたは変われるのです。絶対に変われるのです。自分で自分にかけた制限を外してみませんか?

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。

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