統合失調症でも幸せに生きられるVol1

信頼できる人に話を聞いてもらう

「生きづらさを抱える人たちに」のブログが、Vol50までいったので、今日から、新しいタイトルで、ブログを書いていきます。新しいタイトルは、
「統合失調症でも幸せに生きられる」です。これは、心の底から私が伝えたいことです。統合失調症でも、心の病気があっても、幸せに生きられるのです。

そのために、まず必要なことは、信頼できる人に話を聞いてもらうことです。

私は、毎週一回、クリニックのデイケアに行って、私の担当のスタッフの作業療法士さんに、一週間にあったことや、仕事の事や、困ったことがあれば、困ったことについて聞いてもらっています。作業療法士さんは、私の話をよく聞いて下さいます。そして、色々とアドバイスをしてくださいます。本当にありがたいです。

今の職場の面接の時も、同行してくださいました。心強かったです。

今は、落ち着いて、アップダウンがほとんどなくなったのですが、以前の私は、気分の波が、とても激しかったです。そんな時にも、スタッフさんは、私に寄り添ってくださいました。とても感謝しています。

また、わたしは、クリニックとは別に、上倉妙さんのカウンセリングを受けています。自分の内面と向き合う、とても大切な時間です。カウンセリングを受けて、私の症状は、とてもよくなりました。そして、伯母や息子たちとの関係が、格段になりました。私は、本を出版したいと思って頑張っています。本を書こうと思ったのも、妙さんのおかげです。ご縁に感謝しています。

もう一人、私が信頼している人。それは、親友のさくらです。さくらには、ずいぶんと迷惑もかけました。それでも、私に寄り添い、支え続けてくれています。さくらは、時に叱ってくれたり、厳しいことも言ってくれたりと、本気で私を心配してくれます。ありがたい存在です。

そんな風に信頼できる人に話を聞いてもらったら、心が軽くなります。悩み事などがある時に、一人で悩んでいると、ぐるぐると悩み事が、頭の中でめぐるというか、解決の糸口が見つけられなくなります。そんな時に、信頼できる人たちに話を聞いてもらったら、頭の中がスッキリします。

信頼できる人に話を聞いてもらうということは、私のような統合失調症を抱えている人や、心の病を抱えている人にとって、本当に大切です。聞いてもらえるだけで、かなり救われます。

信頼できる人たちに出逢えて、私はラッキーでした。聞いてもらうことによって救われてきた私。今度は聞く側にもなりたいと思っています。そして、アクティブリスニングについて、学んでいます。学べば学ぶほど、「聞く」ということの奥深さについて考えます。

一人でも、たった一人でもいいのです。話を真剣に聞いてくれる人が、たった一人でもいてくれれば、救われる人がいるはずです。私は、そんな一人になりたいです。

話を聞くというシンプルなこと、それによって、誰かの支えになれれば、とても嬉しいです。

「7つの習慣」の第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」では、「誠意」の大切さが書かれています。

「あなたに誠意がなかったら、相手を傷つけるだけである。相手が心を開いて傷つきやすい心の中を見せてから、実はあなたに誠意がないとわかったら、その人は弱い部分をさらけ出したまま放り出され、傷は一層深くなる」
と書かれています。

誠意をもって、相手に関心をもって、しっかりと話を聞きたいです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。


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