統合失調症でも幸せに生きられるVol14

次男との時間

昨日は、次男が泊まりにきました。次男は、僧侶になる修行を京都のお寺でしています。元夫が、僧侶で、お寺の仕事を継ぐために修行しています。夏休みをもらって、岡山の自分のお寺に帰るので、その前に私のアパートに泊まりにきました。夜に、友達と飲みに行く約束をしていたようでした。

「もう帰ってくるかな?」と思って、夜中まで起きて待っていたのですが、帰ってくる気配がありません。私は寝落ちしてしまいました。目が覚めたら、3時半am。まだ帰ってきません。「事件に巻き込まれていたらどうしよう?」と、すごく心配していたら、やっと帰ってきました。友達と飲んだ後、一人で、鴨川で寝ていたらしいのです。財布とか盗られなくて良かったです。

私のアパートに帰って来てから、次男は爆睡。私も少し眠りました。

次男が起きてから、寺町のスマート珈琲に行きました。次男のお友達と一緒に、モーニングを食べるためです。その次男の女の子のお友達に会うのは、2回目です。サバサバしていて、綺麗で、とてもいい子です。コーヒーも、フレンチトーストも美味しくて、楽しい時間を過ごしました。若者と話すのは、楽しいなと思いました。

私は、次男が8歳の時に、統合失調症を発症しました。その後5回の入退院を繰り返しました。幼かった彼に、淋しい思いや不安な思いをさせたことを本当に申し訳なく思っています。長男も彼もたくさん傷ついたと思います。

でも、次男は、そんな辛い経験をしたとは思えないくらい、明るく、素直に育ってくれました。次男と関わって下さったすべての方のおかげです。感謝しています。特に、元夫には、感謝しています。こんな風に次男や、長男と交流できるのも、元夫のおかげです。

昨日というか、今朝、ベッドで爆睡している次男の寝顔を見ながら、彼が幼い頃の事を思い返しました。甘えん坊で、泣き虫だった次男。いつの間にか、精悍な青年に成長しました。でも寝顔は、幼い頃と同じようにあどけなくて、可愛くて、心がぽかぽかしました。

長男も、次男も、たくさんの幸せを私にくれました。喜びをくれました。二人は、私に、「愛とは何か?」ということを教えてくれました。私の両親の離婚によ、愛に飢えていた私にとって、彼らの存在そのものが「愛」でした。そして、今も私に愛を与え続けてくれています。二人に出逢えて、私は本当に幸せです。

長男も、次男も、それぞれの道で一生懸命頑張っています。そんな二人を誇りに思っています。

これからも、たくさんの人たちと、彼らは出逢っていくでしょう。これからの人生、試練もあるでしょう。素敵な出逢いがあるように、そして試練を乗り越えて行ってくれることを願っています。

私は、仕事を頑張って、そして、「本を出版したい」という夢を叶えるために、一生懸命に努力していきたいです。長男と次男に誇れるように生きていきたいです。「おかん、頑張っているやん」と言われたいです。

頑張るぞ、私!

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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