生きづらさを抱えている人Vol7

書くということ

今日は、書くということについて、書きたいと思います。
私は毎日ブログを書いています。連続投稿70日を越えました。毎日の日課の一つです。なぜ、続けられるのか?それは、ブログを書くことが楽しいからです。なぜ楽しいのか?それは、書くことにより、自分の考えが整理され、思考がまとまるということ。そして、読んで下さった方から、反応があるからということです。

書くことにより考えが整理されて、思考がまとまるということ。これは、日々ブログを書いていて、実感しています。ブログを書き始めてから、私は、だらだらとしゃべる、無駄な電話をしなくなりました。

以前の私は、電話魔というか、自分の話を聞いてくれそうな人を探すため、手あたり次第電話をかけていました。聞かされる人は、さぞ迷惑だっただろうなと思います。今は、ほぼ電話を掛けなくなりました。書くことにより、気持ちが満たされるからです。電話で話すことに使っていた時間を本を読んだり、英語を勉強したrすることに使えるようになりました。

また、読んでくれる人がいるということ、読んでくれた人からの反応があることで、私のブログを書く事へのモチベーションは上がります。スキを押してくださったり、コメントを返してくださることによって、私は、自分の作品が確かに読者に届いているのだということを実感できます。これは、書き続けるうえで、とても大きいです。励みになっています。

私にとっては、書くことは生きる事であり、生きることは書くことです。

昨年の9月から、私は自分の半生をまとめた本を出版したいと思い、書き始めました。その半生を記したものに、統合失調症の当事者として、私が伝えたい5つの事を書き足し、「統合失調症の私が伝えたい5つの事」として、まとめました。私のブログにもアップしました。読んで下さると、とても嬉しいです。

なぜ、私が本を書きたいと思ったのか?それは、まず、私自身が自分の人生を振り返りたかったからです。お寺に嫁ぎ、息子二人を授かり、児童英会話講師として働いた、忙しくも充実した、幸せな日々。覚醒剤と恐喝で弟が逮捕され、また父も詐欺罪で訴えられて、新聞に載ったりと、心が張り詰めた事件。統合失調症を発症して、入退院を繰り返し、仕事を失い、離婚して、息子たちに会えない辛さから自殺未遂もしました。その後も、パチンコ依存になり、男に依存したりと、色々なことがありました。本当に色々なことがありました。

病気にはなったけれど、たくさんのものを失いはしたけれど、今、私はとても幸せです。たくさんの人たちに支えてもらって、本当に幸せです。私を支えてくれるすべての人に感謝しています。

そして、私が、本を書こうと思った理由は、「統合失調症でも、心の病を抱えていても、周りの助けが得られれば、幸せに生きられるし、働くことだってできる。だから、勇気を出して、SOS を発信して!」「あきらめないで!」というメッセージを一人でも多くの人に伝えたいということです。

自分や、家族が、統合失調症になったり、凍頃の病気になったりしたら、当事者や家族は自分を責めてしまうことが多々あります。生きづらさを抱えて、前に進めない人もいます。そんな人たちに伝えたいのです。「苦しい状態は、いつまでもは続かないよ」と。「真っ暗なトンネルにも、必ず光の差す出口はあるのだ」と。統合失調症の当事者である私だからこそ、発することができるメッセージがあると思っています。そんなメッセージをこれからも発して生き続けたいです。

統合失調症に苦しむ当事者と家族のために。

心の病を抱えて苦しむ当事者と家族のために。

そして、生きづらさを抱えている人たちのために。

最後まで読んで下さって、ありがとうございました。


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