不登校娘

小学三年生の長女は11月から不登校になった。
友達から意地悪をされたから、っていうきっかけなんだけど
元々、なんで学校行かんといけんの!?って言いながら行ったりたまに休んだりしていた。
それでも学校に行けばクラスメイトに優しいし、そつなくこなすし先生から評価されるいい子だった。
学校に行けば頑張らなきゃ行けないって気持ちになるみたいで、常に背筋ピンとして気を張ってたみたい。

私も娘のどうして学校に行かなきゃいけないの?の疑問に納得できる答えを出してあげられなかった。
お勉強のため、
人間関係のため、
将来のため

それらしい言葉を言ってその場を取り繕ってきたけど、
私が一番納得していなかった。

なんでなんだろう?ってずっと考えてたんだけど、
あなたのためって言いながらも学校に行かせる理由て、親のためだと私は思った。
他の子と違わないことを安心したいから学校行って欲しいって言うんじゃないかなって。

私がそう望んでいたんだと思う。
一番人の目を気にしていたんだと思う。
いい子で周りから褒められる娘を求めていたんだと思う。

娘が行きたくない!って言った時は
きっかけであるAちゃんのせいにしたけど、
行けなくなっちゃったのは
私との関係に原因があったんだと反省した。

だから頑張って学校に行かなくてもいいんだよって伝えたけど、
四六時中娘とべったりなのはかなりキツかった。
常に試し行動ばかりで
死ぬ、私なんていらないんだって飛び出しては喧嘩して、私も悲しくて泣いた。

そんな中主人は無関心だったし。
口を開けばまとはずれなこと言うし、
こんなにしんどい時に、寄り添ってもくれないんだって離婚も考えた。

まぁ今はなんだかんだで娘との関係は修復できた。

でも、主人とは分かり合ってない。

今時、不登校なんて珍しくはないはずなのに
主人は自由を選ぶ代償はデカいから、普通に行って欲しいって。
それもひとつの意見だけど、私も娘も、学校じゃなく学校に代わるところに行くことで納得した。
選ぶのは本人、そして私。
なんだかんだ、母親が楽になることが家庭において一番だと思うから、
父親がとやかく口出したところで決めるのは私。
異論も反論も認めない。


本当に辛い時期を乗り越えたからこそ、
肝が据わったし、娘との結束ができた。

だから周りからどーのこーの言われても、
聞かなくていいって思える。

娘が元気に生きていくためには、
私がちゃんと楽しんでいることが大切なので。

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