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深大寺にて

昨日、久々に深大寺に行ってきた。この周囲は都心から20km程度であるとは思えないほどの大きな木々や自然が残っている。寺の周囲には、茶屋や土産物屋、そして蕎麦屋が並ぶ。この佇まいは、おそらく100年前もあまり変わらなかったのではないかと思う。ということで、門前で撮った写真を加工してみた。まるで昔の写真のよう(でしょ?)。

この周囲は水も豊富で、あちこちに池や小川があるのも涼しげで美しい。また起伏があるので、景色に変化が富んでいる。

かの国木田独歩も武蔵野について「街に近いのに豊かな自然が残る地域」的なことを書いている。しかし当時と今では随分と“街”の概念も変わっているとは思うが。

そして深大寺といえば蕎麦。もちろん食べましたよ。半分はそれが目的だったりもする(笑)。自粛の中、なかなか外食ができない時期が続いていたので美味しさはひとしお。外のテーブルでいただいた。外で食べるとどうしてこうも美味しく感じるのだろう。

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さて、深大寺の北側には、神代植物公園がある。広大な敷地には、数多くの植物が植えられている。ここの目玉といえば、バラ園が有名で5月の最盛期にはものすごい人が来場する。車も休日はまず停めることができないほど。しかし今年はコロナの影響で、しばらく休園が続いていた。一昨日6/2に再開をしたので、まだ少しは咲いているだろうということで、行ってみた。想像どおりピークはすぎていたのだが、まだいくらかは残っていたので、それなりに楽しむことはできた。それに広い場所、天気のよい空をあおぐことができるのは、久々な気がする。気持ちがいいね、やはり。

花や植物の名前はあまり詳しくはない。それでもやはり植物や生き物に触れると、気持ちがすうっとする。精神の安定につながることは間違いない。

しかし、お寺の名前は『深大寺』(じんだいじ)。植物園は『神代』(じんだい)という表記。もちろん『深大寺』が先なのだが、なぜ『神代』という漢字をあてたのだろう? 

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