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新川モール観察記~ムクドリと過ごす~

こんにちは。いつも株式会社HACKのnoteをご覧いただきありがとうございます。

私たちの始まりの場所《新川モール》の運営を開始してから早8ヵ月が経とうとしています。いや~あっという間だった!というのが率直な感想ではありますが、これから時々新川モールの四季折々の景色?をスタッフIがお伝えしていきたいと思います。

春を越え、暑い夏を越え、過ごしやすい秋が来たと思ったあたりから、新川モールにはある軍団が夕方頃バタバタッと訪れるようになりました。

そう、ご存じの方も多いでしょう。ムクドリです。

見た目は可愛らしいムクドリ

浜松街中では、ムクドリによる鳴き声やフン公害に悩まされ、特殊ライトや音など、多くの対策が練られ取られています。
しかし、なかなか完璧!といった対策が難しい様子。
今年、スタッフIはムクドリ軍団とリアルに向かい合うことになり、まずは相手を知ることからと、ムクドリを調べてみました。

■ムクドリとは!?

スズメムクドリ科の鳥類の1種。英名は White-cheeked Starling または Grey Starling。
分布:日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥で、北部のものは冬には南部に移動するようである。低地の平野や低山地にかけて広く生息し、都市部などの人家付近や田畑などでもよく見られる。

ウィキペディア(Wikipedia)

ふむふむ。す、スズメ…しかも英名がわりと可愛い♡

生態:繁殖期は春から夏で、番いで分散し、木の洞や人家の軒先などの穴に巣を作る。両親ともに子育てを行い、とくに育雛期には両親が揃って出掛け、食糧を探して仲良さそうに歩き回る様子が観察される。
繁殖期は巣で寝るが、ヒナが巣立つと親子ともに集まって群れを形成するようになり、夜は一か所に集まってねぐらを形成する。ねぐらには 10km 以上の範囲から集まり、冬は数万羽の大群となることもある。かつては河原の広葉樹や人家の竹藪に集まっていたが、そういった環境は開発で減少したため、都市部の街路樹などにねぐらをとる例も増えている。

ウィキペディア(Wikipedia)

そ、そうか…。環境が開発で減少。

ムクドリは本来は河原や竹藪にいた。
しかし、人間による開発により居場所がなくなり都市部に来るようになった可能性がある。
ムクドリ軍団は、本当は居たかった場所を追われてしまって、街中に仕方なくやってきていたということなのかもしれません。

ちょっとムクドリの複雑な事情を知ったところで、スタッフIが新川モールでムクドリ観察をしていて不思議に思ったことをいくつか挙げたいと思います。

■ムクドリの不思議

●いつからいつまで新川モールにやってくるのか?

ムクドリが新川モールにやってきたのは、11月初旬。そして、実は11月26日以降パッタリとその姿を見なくなりました。
浜松市の対策の方に伺ったところ、「例年早いときは11月頃、遅いときは2月頃まで、ムクドリ軍団はやってくる」とのこと。
今年は、移動が早かったということなのでしょうか??
これはフェイントで、ちょっと出かけてまた戻ってくるのでしょうか??
そして、11月~2月の差は気温?風?それとも???

●ムクドリの食べる実

ムクドリが来ている次の日。フンはもちろん、落ち葉や木の実、種もたくさん床タイルに落ちていました。

ムクドリの落とした実たち

白い種、赤い種、そして実。
ムクドリ軍団はケヤキの木に集まっていたのですが、どうやらケヤキの実ではないものも多数。
これらは、フンとして排出されたのでしょうか?
それとも口にくわえて?ペッと吐き出した!?!?
さらに、彼らも食べる実に好みがあるのでしょうか??

疑問は沸くけど、解決しないのがスタッフIの特性。
詳しい方、ぜひともお待ちしています☺

■新川モールで過ごす秋から冬

いくつかの不思議とともに彼らが立ち去って早1週間。
複雑なムクドリの事情はさておき、新川モールをより美しく保ちたいスタッフ。
今日も、ムクドリ軍団の訪れを観察しながら過ごしています。
あ…1羽のムクドリが鳴いている…。

秋も終盤。もうまもなく冬がやってきます。
新川モール初めての冬。風が強そうだ。いやきっと強いだろう。
また冬の新川モールの姿もお届けしたいと思います!





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