8月19日【三軒隣】「ルール?展の中で革命を起こすことは可能か?その2」配信前メモと加筆

今回はトモサカさんを迎えて政治的側面からハックについて検討した。議論は、カワムラ、ミヤモトさん、トモサカさんの3人で行った。

今回の対話での気付き。

・ルール?展をハックする側の我々もハックするためのルールを決めている。つまり、ルールに沿ってプレイする側からしたら我々も権力者側になる。

・会場にある動かしてよい箱に作品の解説が張り付けてあるものがある。この箱は、ルール上「使わなければ元に戻す」必要があるが、作品解説が張られていることで「使われている」ことになっているのではないか。つまり、箱に何らかの役割を設定して「使われている」状態を作ればその箱を元に戻さず固定することが出来るのではないか。


・現状、ルール展で意見をくみ上げる仕組みがない。政治形態でいうと封建的なものなる。意見のくみ上げる仕組み次第で政治形態がどういったものか決まってくる。


・ルールをハックすること自体が政治をモチーフにしたワークショップとしてとても良いものになっている。

カワムラ


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◯ルールへの意見表明
現在の「ルール?展」内では鑑賞者側からのルールへの意見の方法が無い事*が話の中で出てきました。(8/19時点)

意見を表明する方法として3つ考えられました。
・意見表明の方法
①民主主義的
②共産主義的
③全体主義的
・内容
①意見を広く集めその中から可否を多数決でなどの方法で運営側が採決
②可否関係なくすべての意見を採用
③運営側の一人と繋がりを持つ、運営側を動かす事のできる力を持つことにより意見を通す

それぞれの方法についての善し悪しはありますが、それは政治をモチーフにしたワークショップに繋がっていく一つの課題。

*現在は鑑賞者からの意見をくみ上げる「手紙」が有ることをルール?展側から発表
8/30ディレクター菅俊一 / Syunichi SUGEさんのツイート
https://twitter.com/ssuge/status/1432191759560282113?s=20

ミヤモト

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