8月5日【三軒隣】「ルール?展の中で革命を起こすことは可能か?」配信前メモと加筆

 今回の企てにミヤモトが参加した経緯はカワムラさんから「ルール?展」の話を聞いたのがはじまりです。
展覧会を実際に見る前から企ての話を聞いていたので通常の鑑賞とは違う形で見たので展覧会の感想や考えが偏っています。

ツイッターの配信機能スペースを使用した配信番組「三軒隣」の第12回配信前に書いたメモと、加筆。8/5,6
*注:考察、言葉の間違いなどの場所がありました指摘お願いします。
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*「ルール=マナー=モラル」の関係
公共の場(美術館)においてのルール→法案等による利用方法「罰則有り」
公共の場(美術館)においてのマナー→他者性に対しての適用「罰則有り、無し」
公共の場(美術館)においてのモラル→自主的利用「罰則無し」

・今回の「ルール?展」にて構成されている「ルール」
0.公共の場(美術館)においての「ルール」
0,5.コード化された美術館「マナー」、「モラル」
1.全体に提示されている「ルール」の適用意図は鑑賞行為に対してルール(枷)
2.展示作品内で扱われている「ルール」は既存のルールに対しての問いなど解釈方法
|「0」は明示されていない。「1」は明示されている。「2」は明示を読み取る。|

・「ルール?展」で干渉(違反、変化)介入できる「ルール」
「1」。場合によっては「0.5」
「0」の違反は他者の鑑賞を妨害することや危害がある事になりかねず、完全なるルール違反なのでルール展での介入方法としてとらえずらい。
「2」は作品自体に手を加える事は作品の自主性を犯す行為なので完全なる違反。(グレーな行為も有るのかも)

・「ルール展」のルール生成
①問題「展覧会ないの問題行為により鑑賞不可の実態が起こる・起こりうる」
②生成「美術館関係者による提案・決議」
③執行「新ルールの掲示」

*鑑賞行為のルールへの介入(ハック)可能性
・鑑賞のルールとは?
コード化された美術館内で鑑賞することは権威主義的一要素が含まれているのではないか。
類似行為/現代アートの美術館の床にメガネを置いてみたら。

・鑑賞行為としてのルールへの介入方法
コード化された美術館での違反行為なりかねない「逆走行為」は違反行為として見られるか?
逆走行為する事で美術館側の見せたい物を逆から見る。啓蒙的な物に対しての自主意識。自由意志での美術鑑賞。(人との接触距離等が近くなるので現状は迷惑行為としてとられそう)

・アイテムによる介入方法
使用可能アイテム:木箱(箱の利用にはルールが有る)、入館事に決める自主ルール
「過大解釈」:自主ルールの内容を過大解釈し他の鑑賞者に作品でないもの作品と誤認させる。「好きな作品にお辞儀する」みたいなルールがあったのでお辞儀を何でもない物にする。類似行為/現代アートの美術館の床にメガネを置いてみたら。

*ルールの交渉
ルールを改正する道筋として意見(鑑賞においての改善案等)を表明し美術館側に交渉する。

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*バズった理由とは?(「ルール展」内においての「ルール」反行為な人たち)
1の鑑賞行為に「ルール」を設けたことによる、コード化された美術館の「ルール」を可視化(本来のルールではなく擬似的)にすることで美術館のイメージ(権威的など)を現し、擬似ルールに対しての「遊び」行為がアナキズム(擬似に対する違反行為なので安全は保たれる)精神の面白味。
類似展覧会/盗めるアート展


*美術館の真ん中に空いた空間の可能性
来場者の写真撮影スポットになっている。
理由:美術館に来たことの証明としての撮影。本来なら作品等と写るところが今回の「ルール?展」では一緒に写るような作品(ばえる)が乏しいと感じているのか、この空間(コンクリート壁)で撮影をしている。美術館の用途としては外と内の曖昧な関係と光を取り込むための物かと考えるが、来場者がこの空間を独自に使用し始めた。

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ミヤモト

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