トンデモビジネスマナー時空のペット

※この記事は、妄想記事で、ひねくれた内容です。

・リモートワークで動物が写り混むとなごむ
・リモートワークになったので新規にペットを迎える人が増えてる

…という話題をみました。

数年前からリモートワーク(在宅勤務)は推奨されてますが、一部の企業をのぞいて、夢物語のように素通りされていたところを、
コロさんの世界的流行でゴリ押しで始まった感じですかね。

会議はビデオチャット(テレビ電話的なもの)なので、ペットがうつりこんだらなごみますねっていう。
今までなかったからなごむけど、見慣れても(その人達が)なごめるのは、私にはわかりません。

柴犬の後頭部がすきです。
さておき、

思うに、これが定番化するのは素敵だけど、ペットの話題でいうと、

「保健所や保護施設のほうから迎えるひとは増えてないの?」

何て思ってしまう。
いやらしい話で申し訳ないのですが。

それから、なにより、

「トンデモのマナー講師をなんとかしないといけない」

が、うかびました。

今後考えられるものをあげてみます。

私がそういう思想の持ち主ということではなくて、こんなトンデモマナーが出てくるよってあるある予言で、ネタですから、怒らないで、どうか。

(1)上司より高額/レアなペットはマナー違反

などと言われてしまう。
あるある、これはリモートワークでなくても、言われるのが嫌でペットの存在を伏せてる人もすでに居ます。
リモートワークの会議にうつりこんで、バレてしまう可能性がでてくるね、というぐらい。

(2)取引先が猫派で犬のうつりこみに破談

これも、すでにありますね。

「え?犬を飼ってるの…ふーん…」

ほとんどの猫派(または犬派)は、反対側を拒絶する人ではありませんよ?
そんなことで破談にするひとは、なにかにつけて、自分の意に反するところを“見つけて”排除しようとする思想ですから、個人的には付き合う価値のない相手ですが、
もし取引先の担当者がそういう人だったというだけなら、そうもいかないからなぁ…

猫派(犬派)だからじゃなくて、動物嫌いのほうが、可能性は高いかもしれません。

(3)ペットロスの相手への配慮が難しい

話題に出さないとか、普段ならやり易い配慮も、部屋から出してるはずのペットがはいってきたり、入れていれての声が聞こえてしまうかもしれません。

お互い様の不可抗力ですが、こういう「個々の気配り」の範囲のことを、トンデモマナー講師が踏み込んでくると怖いなって思ってます。

(4)クレームでペットが腹を切らされる

残酷。
あなたにとって「そんなことあるわけがない」ことでも、今日もどこかで過剰な要求が叫ばれてます。
さて、ペットのうつりこむ会議が普通の世界はどうでしょう。

消費者だけでなく、取引先もいつでもクレーマーになります。

「君たち全員をクビにしろとはいわんから、そのクソ○○(ペット)を処分して証明書をみせろ」

呑む必要のない過剰な要求ですが、いう人はすでに存在します。

(5)ビジネスツールとしてのペット選び

もうスーツや小物選びのように、失礼にならない/格に合ったペットを、コミュニケーションの糸口として家に用意するのがマナー…だなんてことが、当たり前のように言われたらどうしましょう。

すでにその傾向のあるビジネスマンは、実在します。
ライフステージに合わせて、コミュニケーション映えするようにコロコロと変える人。

「そういえばあの犬は元気かね?十歳ぐらいにはなるかな?」
て、付き合いがないからそれができるのでしょう。

一度ぐらいは病死だの逃げたのと嘘をついても、それが続けば「どんな環境なの」と結局不審につながりますもの。

トンデモマナーが踏み込めば、今以上に、機種変更感覚の馬鹿者が出る未来が見えますね。

(6)鳴き声は3回、ノックと同じで2回は失礼

犬「ワフッ」
部下「すみません、うちの犬が」
上司「いいよいいよ仕方ない、一緒に会議だ」
犬「わん、わん」
上司「君!2回はトイレのノックと同じだぞ失礼な、鳴くなら3回!」

トンデモマナーの世界なら、このぐらいのことは言います。

(7)ペットハラスメントの軸の押し付けあい

「みんな犬とか猫がうつりこんでいいのに、なんで私の蛇はダメなんですか?」
「ごめんね、無理な人が多いのよ」
「種族差別だ!ハラスメントだ!」
「見たくない人がいるゲテモノは配慮しましょう」
「じゃあ、テメェのブス顔もみせるなゲテモノが」

おかしなことに、理屈にあわなくても“差別だ!”て言葉を先に使った方が、ごり押しできがちな世界です。
その言葉を出すと、双方の意見の妥協点ではなく、差別されたと被害者フラッグを先にかかげたほうの要求が通りやすい。
もはや軸はなく、言ったものがちの世界。

なんの話でしょうか、えぇ、トンデモマナー時空の話なので、実在の団体などとは関係ありません。

(8)忌み動物や忌み柄がとなえられる

「縁起に合わせて飼いかえてたまるか」
「体の柄だってかわらないよ」
そんな隙間にも踏み込むのがトンデモマナー。
丸刈りしても、柄は肌から色が違いますよ。
残された道は、着替え?
ペットも着衣なら、ペットにまでオフィスファッションをもとめられるのがトンデモマナー時空です。
もちろん、自分の職位や相手の格で決められたファッションを動物にも強いられます。

(9)適切なうつりこみタイミングが求められる

「割り込ませない努力」ではなく、「粋な割り込みかた」がもとめられる。
なごみが必要な適切なタイミングでペットを差し込むことが、そっとお茶やおしぼりを出すかのような「気配りのひとつ」として推奨される。
そのため、ペットのためのマナー教室が流行し「おすわり」「まて」のよう「さりげなく横切れ」「さりげなく膝に来い」が人気になる。

号令用の犬笛スイッチが流行するが、集合住宅や住宅密集地ではまざりあうことから、部屋のリフォームラッシュへ。

一部では、犬笛スイッチが音を自由に設定するアプリとセットになって売られているが、アプリに仕掛けがあり、気づかないうちに情報の引き出されたり盗聴がすすみ…

いかがでしたか?

簡易的に書いたので、まだまだいくらでも出てきそうですね?
やだなー

何が恐ろしいかというと、本当に雑貨のように安易にお迎えして安易に手離す、機種変更感覚をおそれています。

在宅勤務になったから、仕事で家にいないからと諦めていたペットに目が向いて、生活に潤いがうまれるのはとても素敵なことです。

でも、生き物を迎えるということは、素敵なことだけではありません。
糞尿、臭い、声や音、動物側のストレスの対処、食費と医療で費用もそこそこ…
犬や猫にかぎりません。
現実問題を考えて家族として迎えるのがペットだと、私は、思ってます。

できれば、施設からのひきとりも選択肢にいれてほしいなとも思ってます。

たとえばインターネットで「保護犬」と検索すると、近くの施設もでてきますし、情報サイトも出てきます。

ですから、トンデモマナー時空に負けない気持ちで、ペットとともに楽しく生活したいものですね!

ね?

…ペットかぁ。
(今の家、マクドナルドのハッピーセットの「ふなっしー人形」ぐらいしか、動くものがないなぁ


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