見出し画像

筋肉エンタメの最高峰! 「犯罪都市 NO WAY OUT」

https://www.youtube.com/watch?v=-V8yKpGKL5k

マ・ドンソク主演「犯罪都市」の第3弾、「犯罪都市 NO WAY OUT」鑑賞!

最高の殴り合いエンタメ! ず〜っと笑ってた! 映画館中クスクス笑い声が! カッコいいのに面白い! 最高! あと、なぜか観客に夫婦とかカップル多かった。うちも夫婦で見た。

マ・ドンソクが怪物刑事マ・ソクトを演じる「犯罪都市」シリーズの第3弾。
実話がベースの第1弾より、遥かにエンタメ色が強くなって、マ・ソクト刑事の超人ぶりももはや人間の域を超えてる。(ここら辺は、ブルース・ウィリス主演の「ダイ・ハード」シリーズに通じるものがある。ちなみにブルース・ウィリス演じるマクレーン刑事は、4の時、戦闘機の翼に乗ってたw)
しかし、その超人ぶりにリアリティを与えてくれるマ・ドンソクのアクションのブレなさと、キレの良さ。殴りの時の目にも止まらぬパンチのスピードや、殴られの時の体幹。アクションの時、ここら辺がグラグラしてると、どんな効果音をつけようと決まらない。でも、カッコよくて重い効果音に見合う、パンチとアクション。殴っても、殴られてもイイ!
今回日本のヤクザが絡んでくるので、ちょいちょい発音甘い日本語も出てきたけど、日本勢が出てきてからは安心。青木崇高さんや國村隼さんはズシっと重いイイ演技。青木崇高さんは日本刀使うアクションもあって、韓国勢と張り合う迫力のあるアクションを見せてくれた。

よく日本のドラマやアクション映画で、主役級のキャストが銃や剣を構えたりする時、素早くやろうとすると照準やつば先がグラグラしてるのが見て取れる。アクションでもそう…。すごい早い設定なのに、走る時に頭グラグラしてたりとか…。近年で、ここら辺のアクションが素晴らしいと思った日本映画は「ベイビーわるきゅーれ」シリーズくらい(3楽しみ!)。やっぱり、アクションやるならちゃんと鍛えて欲しい。

話がそれた。「犯罪都市」が2017年、「犯罪都市 NO WAY OUT」は2022年、マ・ドンソク氏はおそらく「犯罪都市」撮影時45歳くらい、「犯罪都市 NO WAY OUT」撮影時は51歳、ウェイトは明らかに1の時より上がってるのに、アクションのキレやスピード感は衰えてない。
兄貴凄いよ! ドウェイン・ジョンソン兄貴と並んで心のマッスル師匠! 同年代の希望の星!

マ・ドンソク兄貴のラブリーさが出しきれなかった。難しい


韓国ドラマはあんまり見ないが、韓国映画は好き。特にマ・ドンソク兄貴がゾンビを殴ってた『新感染 ファイナル・エクスプレス』は映画好きなら見るべき一本だと勧めているが、周りが怖がりばかりで、ゾンビ映画だというだけで見てくれない。主演はコン・ユだけど、あれは子役の子とマ・ドンソクありきの映画だと思ってる。傑作。

韓国の映画は暗さを撮るのも上手い。クラブの暗さや、夜の暗さ。これはハリウッドなどの映画的なおしゃれな暗さとも違って、なんというかリアリティのある暗さ。でも、暗い中にしっかりと撮りたいものを見せる手腕。
そしてなんといっても、遺体のリアリティ。ここはハリウッド並みだと思ってる。乾いた血や、変色した肌。手を抜いてない。どこ評価してんだと思われるかもしれないが、そこら辺が不自然だと急に冷めてしまうんよ。

ちなみに「犯罪都市4」はベルリン国際映画祭ですでに初上映。日本に来るのは来年かな。ベルリンでも好評だったみたいなので、早く見たい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?