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ネコモードemo+かんたんマニュアル。
オンライン授業も一年やってると、最初はビデオオンで顔出しやってくれてた学生さんも、だんだんビデオオフになっていきます。いや、理由はよくわかります。部屋の中を先生やクラスメートに見せたくない、という学生も当然いるでしょうし。
とはいえ、全員ビデオオフでオンライン授業をやっていると先生側としては「虚空に向かって喋っているみたいだ…みんないる?話聞いてる?」と精神的に疲れてくるのも事実。
自分もそういうヤバい感じになっていたので、今開発しつつ試しているのがemo+(エモタス)です。これはZoom会議やZoomウェビナーに「エモーションレイヤーをかぶせてくれる」アプリです。
emo+公式サイト
公式の動画
これを改造させてもらってるんですが、ペットワークス版の教育用emo+は、全員ネコにしちゃいます。
emo+はこんな感じ。
まだ、一般に公開してなくて自分の授業で試験的に使っている段階ですが、どんな感じか紹介します。
基本はMac,WindowsなどPC用Webブラウザで動かすアプリです。Chrome、Firefox、Safariなどで動作します。(Macの場合はChromeを推奨)スマホやタブレットなどのモバイルブラウザは現在非対応です(キーボードでキャラを動かすため)。ただ、ホスト用でオーディオなしの確認用であればキーボード付きiPadでのコントロールも可能です。後ろのスクリーンはZoomの画面で、音声や動画はZoomと同じものが出ます。
(現在のところ、Zoom、Zoomウェビナーにのみ対応)
キーボードのカーソルで、自分のアバターを動かせます。
座っているところ可愛いです。Zキーで座ります。
拍手やハートなどのエモーションを投げることもできます。投げるのはスペースキー。美大だと学生の発表も多いのですが、作品を見せるときにみんなで褒め合うのなかなか良い感じです。
ニコニコ動画風の匿名コメントも出せますよ。
(ちなみに画面の現場猫は、iPhoneのvearというアプリで出しているVRMアバターで、emo+の機能ではありません)
床は何種類か用意してありまして、上記のYes No床の他にも「はーい。できた人は1番に、まだ作業中の人は2番に、質問がある人は3番にどうぞ。」とかもできます。
どうやってやるかといいますと、こんな感じ。
講師側
(1)講師側はZoom会議室をアプリ版Zoomで立ち上げます。(Mac、Winいずれでも)
(2) emo+のWebブラウザ管理画面に、先程のZoomの招待URLを入れて、emo+の管理者用URL(床を変えられる) と、観客用(学生用)URLを取得します。これは毎回変えずにURLを固定にしても良いかもです。なお、Zoomアプリの会議室が開いていないと、emo+は動きません。
(3)先生は管理者用emo+に入ります(コンピュータ音声は使用しない)。Zoomの待機室機能を有効にしている場合はZoomのほうに、自分の参加リクエストが出るはずなので、Zoomアプリで参加を承認します。そのあとキャラを決め、任意の床にします。管理者のアバターは、赤のアウトラインと旗がつきます。
Zoomの待機室を有効にしている場合、学生や観客が参加すると、Zoomアプリの方に参加リクエストが来るはずですので、同様に観客の参加を承認します。
観客側
(4)観客用(学生用)URLを教えてもらった学生さん側は、コンピュータのWebブラウザでURLを開きます(Chrome推奨)。なおアドブロックを入れている場合は不具合が出るケースがあるようです。その場合はシークレットモードで入ると大丈夫なようです。
ブラウザでコンピュータ音声を利用して入りますが、ハウリング防止のために、通常は音声をミュートにしてください。そのあとキャラを選んでください。
※質問したいとき、オーディオはあとでオンにできますし、アバターキャラもあとで変更することができます。
まずは自分が授業しやすく、と思って作ってるのですが、アンケート取ってみたら学生さんにも好評でした。
先生向けリリースはどこかでやる可能性あるので、興味あったら使ってみてください。
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