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CAVEデモ、やってみたので備忘録。

11月20,21に、こういうデモをやってみました。

本当に限られた日程だったし、コロナ対策やそもそも取手藝祭自体が入場予約制だったので、来場者の方の負担が高いイベントだったのですが、来れなかった方、PortalgraphやXRに興味がある方のために備忘録としてログ残しておきます。

お客さんにはなかなか好評だった模様です。

土曜日にいらしたまきのさんとKobeさん

ちなみにまきのさんはこのあと、LGの49UF8500という3Dテレビをヤフオクで買ってしまったそうです。さっそく沼に一人ハメてしまった。

Kobeさんは家のテレビに3D機能があるそうですが(あまり使ってないらしい)3面+PortalGraphでこんなことになるとは、と衝撃受けてました。

日曜日にいらした、技術系会社員兼アートライターのぷらいまりさん。

ぷらいまりさんは、展示会などでディスプレイ系の技術に触れる機会もあるそうですが、立体視可能な視野角の広さに驚いてました。

クワマイさんツイート。Trackerつき帽子で視点トラッキングしていたので、その帽子を回していたのですが、なんか和気あいあいとしててよかったです。ちなみに3Dグラスは8個揃えてて、体験後は拭いてもらう、という運用にしてました。

体験会やってみた感想です。

・4〜5人で同時にやれるのが圧倒的に良い。現在、ABALのシステムで多人数参加型VRがあって、それはもちろんすごいんですけど、気軽で簡単な多人数参加XRとしてはこれはこれでありでは?という印象。実際にそういう方向性のデバイスあまりない気もしますし。

・想定通りユニティちゃんライブステージ!(Candy Rock Star)は安定のウケ。特に紙吹雪パーティクルとレーザーが3面3Dだとむちゃくちゃ効果高い。

・ある人が、ユニティちゃんみて「これが推しのVtuberだったらヤバいことになっていた…」と言ってましたが、まさにそういう利用、例えばVTuberのライブをカラオケボックス的な部屋で複数リアタイ鑑賞でサイリウムや「こっち見て」うちわをコントローラで操作できたら凄そう、とか思いました。

・今回3D酔いの調査もあったのだけど、ほとんどの人が「あまり酔わない」と回答。ただ、トラフィック系のデモで車と別に自分が動いているときと、実写のVR180のフェネック動画で、フェネックの早い動きを見ているときに一部の方に酔いが起きたようでした。このへん酔いを誘発するコンテンツがないわけではないのは注意。ただ、一般のVRコンテンツよりはかなり酔いにくいようです。

・「酔いにくい」理由なんですが、大画面3Dではあるのですが本家CAVEみたいに視界全部に投影しているわけではないからかな、とも思った(横の壁や足元や天井は見えてる)。昔はレゾリューション低かったから視界全部覆うのが有効だったけど、今となっては没入感たかければ高いほど良いわけではなさそう。

・あと、身につけるのがトラッカー帽子と3Dグラスなのでクリーンナップが結構楽で良い。

・3Dテレビ3面は、横方向の3D感維持はかなり良い。けど、縦方向はやや弱い(それでも急に3D感がなくなったりはしない)ので、ディスプレイの高さの調整は大事だな、と感じました。

来場者アンケートからちょっと抜粋。(もし消して欲しい人いたら教えて下さい)

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結構好評だったので、また機会があればやりたいとも思いました。取手で少々遠いですが、またそのような体験会する時、興味のある方はぜひ体験してみてください。


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