『読んだシリーズ』誰も教えてくれないお金の話を読んで

活字が苦手な方に朗報です‼︎
この本は全編マンガですので、楽しくすらすら読めます。

強いてあげると、著者は漫画家、旦那様はカフェ経営なので、世間の大半にあたるサラリーマン家庭とは異なりますが、お金の基本を知るにはもってこいだと思います。

生活費の余りを貯金にするのではなく、貯金を先にして余りを生活費にあてるという考えや、貯金は額で決めずに割合で決めるという事も活字ではなく、マンガだとより一層理解が早まります。

生活する上で避けて通れないのが、住居ですね。
購入するか賃貸にするか。
マンガの著者はすでにマンション購入していますが、知り合いが悩んでいるため相談する事に。
知り合いに教えるというより、教わる事になってしまいます。

家買いたい→ローンシミュレーション→物件選び→購入の流れであるべきが、ローンシミュレーションと物件選びが逆になってしまいます。

ちなみに私ごとですが、ローンシミュレーションしてもらってはいいものも、借入限度額はべらぼうに高かったです。
不動産屋は当然売りたいので、ローン限度額から、月々支払いを出してみて無理のない支払いじゃないか確認しましょうね。

他にも固定金利変動金利の違い、繰り上げ返済、借り換えについても説明されてます。

当然保険についても紹介されています。
日本の社会保障はこんなに手厚いとあります。
普通の人はなかなか大きな病気にかからないからイメージ湧きづらいですよね、、、
どのような保険に入ればいいかの考え方が載っていますので、不安な方は読んでみるといいと思います。

年金についても書かれています。
改めて読んでみて、しっかりと勉強しないとって思いました。

本書は実践的というよりは、基礎的な話や考え方についてまとめられています。
すんなりと頭に入ってくるのは、活字じゃないと言うこともありますが、普通ビジネス書って成功者が語るので、何か上から目線や押し付け感があるのですが、著者自体がお金に無知で不安があるが故に詳しい人から学びながら成長していくので読みやすいのだと思います。

所々で弱さを出しているので、分かる分かると相槌を打ってしまう、そんな本です。

気軽にお金について学びたい人は読んでみて下さい。