【読んだシリーズ】お母さん!学校では防犯もSEXも避妊も教えてくれませんよ!
妻が購入してきた本は
ハチトウパパです。
徐々に自分の時間も使えるようになってきたので、本を読む時間に充てることにしました。
今回はかなり過激なタイトルですが、性教育についての書籍です。
妻が、どこからか調べたか、誰かから聞いたは知らないのですが、長女のために読まなければという言葉で購入し、自分も読む事にしました。
2人の子供はどちらも女の子なので、父親の自分としては未知数な事ばかりなので、しっかり読み込もうと思いました。
(男の子でも未知数ですが)
性教育は3歳から
読んでみて、自分が大事だなと思ったのは以下です。
1.性教育は3歳から10歳までに行う
2.子供からの性の質問ははぐらかさずに答える
3.性に関する語句は恥ずかしがらずに口に出す
4.水着ゾーンを徹底させる
全般的に勉強になる事ばかりで、性に関する基礎情報にも言及されているのですが、上記の4つは本書を読まなければ実践していなかったなぁと思ったものです。
1つ目の性教育は3歳からについては、長女ちゃんはあと少しで3歳になるので、もう準備しないといけないと焦っています(汗)
たしかに最近の長女ちゃんは、性器の名称を話したり、自分や、親のものを触ったりしていたので、どうしたものかなぁと思っていました。
本書でも、3歳から5歳までに80%の子供が、赤ちゃんはどうやってできるかという質問をしてくる事、またこの年代は下ネタを好んで使うこと、そして10歳を過ぎると親との接点も減ってきて性の話をするチャンスがなくなる事から、3歳から性教育をするべきと話しています。
子供から質問された場合は?
はぐらかさずに答えると紹介されています。
正しい事を詳細に伝えるという事ではなく、多少間違った回答でも、質問に対して一生懸命答える親の姿を見て、子供たちは「受け入れてもらえた‼︎」と感じ、満たされるようです。
逆に「そんな事知らなくていい」などの反応や、黙る、否定する、逃げるという反応はNGとの事。
親子の間で「性の話はタブー」という大きな溝を作る事になってしまうとあります。
性に関する語句は恥ずかしがらずに
本書では、かなり具体的かつ、はっきり、明確に説明されています。
このnoteには書けない単語も盛り沢山ですが、勉強になるので、是非一度は目を通してもらえればと思います。
筆者の方はその理由をこう仰っています。
「セックス」のことを話して初めて、「あなたはこんなに愛されて生まれてきたんだよ」「命って大切だね」「性犯罪の被害者にも加害者にもなってほしくないな」「妊娠ってね•••」「中絶ってね•••」と、あらゆる話ができるようになるからです。
我が子を愛しく思う気持ち、守りたいと思う気持ちは、「セックス」という言葉を超えて、やっと伝えることができるものなのです。
昆虫や動物の話に性教育を入れ込む、絵本やマンガも活用するとよいとありますが、大事な事なのは、話をした後に、しっかりと子供と「あなたもこうやって生まれてきたんだよ、ありがとう」などと語り合いを織り交ぜること。
また、絵本もマンガも渡しっぱなしにせずに親も一緒に読む必要があるとの事です。
水着ゾーンって何?
これは絵を見てもらうのが早いかもしれません。
定義は、
•他人に見せても触らせてもいけない、自分だけの大切な場所
•口と水着を着て隠れる場所を指す
•男の子も女の子も、口、胸、性器、おしり
ちょっとドキッとしたと同時に、意識しないといけないなと思ったのは、「家族も水着ゾーンには触れない」という事。
親が触らない事によって、子供が「大好きなお母さんも触らない場所なんだ」と知り、水着ゾーンが自分だけの大切な場所なんだという意識を高めてるいくとの事で、うんちの仕上げ拭きをしている家庭は「うんちなので、水着ゾーン失礼します」と断って拭きましょうとあります。
我が家はそこまで意識していません。
ただ、確かに子供にとっては、どこを触られると恥ずかしい、嫌というのが分からないので、しっかりやらないといけないと思いました。
他にも書かれているこんな事
性教育については後進国である日本の事(性犯罪については先進国)、生理と精通の違い、赤ちゃんができるまでの流れ、不妊治療について、LGBTについてなど、きっと自分も中学、高校で勉強していたと思いますし、ざっくり知っている程度なので知識としては十分ではありません。
本書もめちゃくちゃ詳細に書かれているわけではありませんが、学びのきっかけになると思います。
自分はとても勉強になりましたし、考えさせられるきっかけになりました。
皆さんも機会があれば、読んでみて下さい。
宜しければサポート頂けるとありがたいです。 子育てについて、専門知識はありませんが、これから子育てを迎えるパパさん、すでに子育てをしているパパさんにとって参考になれば幸いです。