ハイエナさん。
ドリルです。
今日は ハイエナについて書かせて頂きます。
えぇ、なんの捻りもなくハイエナちゃんについてです。
正確に言うとブチハイエナちゃんです。
あなたはハイエナに ついてどんな印象でしょうか?
動物の死肉をあさったり、ほかの動物が狩りをした獲物を横取りしたりという悪い印象が強いのでは ないでしょうか?
もちろん、生きていく上でそういうこともします。
でも 実は、ハイエナは 賢く、愛情に溢れ、霊長類にも匹敵する複雑な社会をつくります。
狩りの成功率も60%と高く、アフリカで最も成功している肉食動物なんです。
顎の力もとても強くライオンの2倍あり消化する力も非常に強いので獲物の骨まで食べてしまいます。
これが サバンナの掃除屋と呼ばれる所以なんでしょうね。
そして、完璧な女性社会です。
通常、ハイエナは10~15頭のクランと呼ばれる群れを形成しますが、そのリーダーはメスです。
ハイエナのメスは血液中のアンドロゲン(男性ホルモン)がとても高く、妊娠中の胎児にも大量のアンドロゲンが送り込まれます。
その為にメスもオスの特徴が現れます。
男性ホルモンを大量に保持したメスは、とても攻撃性が強く、食欲も旺盛です。
オスと同等か、それ以上の体格にまで成長します。
そして、ブチハイエナのメスには、
オチンチンがあります。
いや、正確には、
偽オチンチンがあります。
ちなみにその側に、
偽キンタマもあります。
そして、この 偽ペニスは ただただぶら下がっているだけの代物ではありません。
まず、オシッコも この偽ペニスからします。
そして、出産もこの偽ペニスからするんです!
ハイエナの子供は メスの偽ペニスを通って産まれてくるため、1匹目の子は『偽ペニスを引き裂いて』出てきます。
想像しただけで アソコが縮み上がります。
そして、このような細く長い特殊な産道を持っているがゆえに、初産の子供のブチハイエナちゃんは 60%が死産になるそうです。
母親の方も、20%が初産の傷が原因で死に至ります。
正に 母子共に命懸けの出産なわけです。
そんな中、オスのブチハイエナちゃんは 何をしているかというと……
何もしていません!!
オスは獲物を獲る事も育児もしません。
たまにメスに誘われて交尾をするだけです。
これだけ聞くと最高のヒモ野郎やん……羨ましいなぁ……と思ってしまう方もいるかもしれません。
しかし、オスのブチハイエナちゃん……
骨しか餌もらえません。
そして、オスの中でも階層の低いオスのハイエナちゃんは、群れの仲間から攻撃や嫌がらせをされます。
その 怪我に悩まされ続け、骨ばかりを食べた結果……
歯はボロボロになり、
メスの平均寿命の半分しか生きることはできません。
悲惨すぎる!!
人間のオスで良かったです!
この話本当度 80%
あっ!そういえば興味深い 実際にあった ハイエナに関するニュースがあったので そちらも紹介しておきます。
それは、
2頭のブチハイエナ、カムトリちゃんとカミちゃんは2010年 札幌市円山動物園に子供を作らせようと同園に招き入れられました。
2頭は 4年間 繁殖のために一緒に飼育されていたが、一向に子供を作る気配がみられませんでした。
おかしいなぁ〜、おかしいなぁ〜……と思い、
改めて検査をしたら…………
2頭とも オスでした!!
押っ忍!!
しっかりせいよ!!!!
ハイエナくん達は 4年間 何をやらされていたんだ!!
動物って面白いですね(笑)
最後まで読んで頂きありがとうございました!
サポートとは?・・・データマイニングの際の、相関分析の指標のひとつで、ある関連購買における支持率を表す。たとえば砂糖について卵の関連購買でサポートが20%の場合、砂糖と卵を一緒に購入する顧客が顧客全体の20%という意味である。 要するに心から嬉しいということでです!