第11夜 王子と玉子
ある王国のある朝、朝食を食べている時 王様が王子に言いました。
「息子よ。昼から馬に乗馬しに行くから 朝食を食べ終わったら準備しなさい。」
王子は 少し間をおいて、
「お父さま。『馬に乗馬する』は おかしいですよ。同じ物が重なって とても滑稽に見えます。フフフッ。」
…と、ゆで玉子にマヨネーズをかけながら王子は 少しバカにするように 言いました。
「うむ…そうか…なら今 お前が『ゆで玉子にマヨネーズ』をかけているその行為もとても滑稽だな。フフフッ。」
「えっ?どういうことですか?お父さま?」
「そのマヨネーズは ほとんど卵で できている。卵の上に卵をかけているようなもんだ!同じものが重なって とても滑稽だ!ハハハハハッ!!」
王子は 黙って、
『こんな大人には なりたく無いな。』
と思いました。
この話の教訓・・・負けを認めず相手を言い任せようとしてもあまり意味がない。
サポートとは?・・・データマイニングの際の、相関分析の指標のひとつで、ある関連購買における支持率を表す。たとえば砂糖について卵の関連購買でサポートが20%の場合、砂糖と卵を一緒に購入する顧客が顧客全体の20%という意味である。 要するに心から嬉しいということでです!