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パパは トイレトレーニング中⑤

ドリルです。


小学生の時 学校のトイレでウンコをする事に 何故か僕は とても抵抗がありました。


そもそも 休み時間のたった10分という短い時間の中で教室から誰にも見つからずこっそりトイレに行き そこで用を足し 何事も無かったように再び教室へ帰ってくる。

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もう 小学生の僕からしたら こんな感じです。

僕がトムならウンコに行きますが トムでも、クルーズでも無いのでやめておきます。


かと言って授業中に 手を挙げてトイレに行くなんてもっとハードルが高いです。


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こんな感じです。

僕が たった300人で100万のペルシア軍と戦う スパルタの兵士ならば 何も臆せず 手を挙げれたでしょうが 帰り道に 約50%の確率で吠えてくる犬にビビってるような僕が手を挙げれるわけがありません。


そうなってくると やはり家に帰るまで 我慢するしか無いという地獄のような試練が 待ち構えています。

あれは、忘れもしません小学4年生の時です。


いつも ヤマンと 一緒に帰ってる僕は ウンコがしたくて堪りません。

ヤマンは 僕の本当に小さい時からの幼馴染で今でもとても仲の良い友達です。


その ヤマンの横でさすがに ウンコを漏らすわけには いきません。


「………ほんでさぁ、ドテチンが さぁ………」


と 話しかけてきますが、正直 ヤマンが話している事など 頭に入ってきません。

今の僕は 下半身に意識を集中させ 何とか校門から ウンコ学園の生徒達が 外に出ようとするのを何とか説得するのに必死です。


ヤマンが 何か話している最中にも、僕は ウンコ学園の生徒達と対話をしています。

「早く 出せよ!もうこっちは 限界なんだよ!」

「まて!ここで 出したら終わるぞ!もう少しの我慢だ!お願いだ!待ってくれ!」

そうして懸命に説得している中 ヤマンのくだらない話も終わりそのまま川の辺りでお別れをし 後は 自分の家まで 100mほどの所まできた!


よし!見えてきた!


ズンズン!ズンズン!

僕は 進む!



よし!間に合う!玄関の前!もう限界!でも、もう少しだ!

その時、ウンコ学園の生徒の1人が 口を開いた。

「おい、俺は もう行くぞ。みんなも俺について来い。」


「待て待て待て!

せっかく ここまで我慢したんだ!

トイレで気持ちよく流れよう!

ここで出してしまったら 今日一日 みんなが 一所懸命 我慢してきたもの全てが 水の泡となって消えてしまうぞ!それでも いいのか!!

あと1分!!あと1分だけ 待ってくれ!!」









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『ぶりっ、ぶりぶりぶりぶりっ、、ぶぶっ。』

「う、うぁーぁああーぁあぁあーん!!」


一度開いた校門の門は もう閉めることは 出来ず僕は 家の前で膝を突いて泣き崩れた。


その泣き声を 聞いて 母が2階から降りてきてお尻が ふっくらしてる 僕を見て全てを悟ったのか めちゃくちゃ笑ってくれました。


「あんた!もうちょっとやったのに(笑)

泣くほどのことかいな(笑)

ウンコ漏らしたくらいで!笑っときぃ!」

それを聞いて 僕は ウンコ漏らして笑ってたら完璧にヤバいやつやよね……と口には出しませんでしたが心の中で呟きました。


でも、今になって 分かります。母が言いたかったのは『辛い事が あったからって 泣くんじゃないよ!笑い飛ばしてやるんだよ!』と言っていたんだなと……。


この話の本当度 100%

ウンコ漏らし。


これは 誰しもが経験している事だと思います。

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『がまんだ がまんだ うんちっち』


こうやって絵本になるくらい 誰しもが経験している事なんだと………

小さい時に 読んで 最後にこの少年がノグソをするという衝撃的なラストシーンは 今でも覚えています。



さすがに 僕もノグソは…………

パパは ただいま41歳まだまだ トイレトレーニング中。

過去のトイレトレーニングの様子は 以下に載せておきます。

誰も得しない話しばかりです。


サポートとは?・・・データマイニングの際の、相関分析の指標のひとつで、ある関連購買における支持率を表す。たとえば砂糖について卵の関連購買でサポートが20%の場合、砂糖と卵を一緒に購入する顧客が顧客全体の20%という意味である。 要するに心から嬉しいということでです!