99歳☺︎振り返ると、足跡が輝いている《わたしの100年》

人生を山登りに例えたら、もうすぐ頂上です。

振り返ると、足跡が輝いている。
遥か遠くまで景色が見えて、とてもキレイです。

靴も、何もかもボロボロ。

今まで歩いてきた道は平坦から崖っぷちまであり、
よくここまで歩いてきたな〜・・・と思います。

いっぱい、いっぱい転びました。
もう登りたくないと思ったこともある。
でも、この山登りは引き返すことができない。

なにがあっても、山を登る意味を見失っても、
前を向いて歩くしかなかった。

しかし、思い返せば、たくさんの人が手を差し伸べてくれた。

消毒をして絆創膏を貼ってくれた人。
こっちかもしれないよって道標になってくれる人。
手を繋いで歩いてくれた人。
疲れたら温かいスープを作ってくれた人。

その温かさは、何十年経っても色あせていません。

何より、ここまで歩いて来れたのは、わたし自身が頑張ったから。
前に進むことを決めたのは、全部自分。

山を登るために、たくさんの荷物を用意していたけど、
いつの間にか、ずいぶん身軽になっています。
だからこそ、ここまで来れたんだろうな〜。

この道のりは楽ではなかったけど、後悔はない。
頂上で、わたしはわたしを抱きしめてあげたい。

キラキラの思い出と一緒に、一瞬一瞬を生きていく。

頂上まで、あと少し。