一ノ瀬

急に★5(SSR)一ノ瀬志希(キャスター)がきたので※最終再臨バレ注意

  初めて星5を宝具5にしました。(挨拶)

『Fate\Grand Order(以下FGO)は型月作品とのみコラボイベントを企画するゲームである』
 かつて公式インタビューだか講演会だかでされた明言であり、ユーザーもこの言葉を信じきっていました。筆者もそうです。
 奈須きのこが創世し、多くの作家が拡張してきた「型月ワールド」。その独特な世界観こそがFateシリーズ最大の魅力であり、別作品の介入はこれを壊す結果となりかねません。
 Fateキャラが他ソシャゲに出張する場合はあっても逆は一切なし。その一貫した方針にコアユーザーは安心して勝手にコラボ妄想を繰り広げてきました。

 しかしこの記事を読んでいる方ならお分かりでしょう。
 この世は諸行無常。変わらないものは何一つなかったわけです。
 次回イベントのお知らせをしないまま突入した13:00~18:00メンテナンス……FGOがプレイできないので仕方なく種火周回でもやろうとするプレイヤー……いつもどおりのメンテ明け、山奥からタクシーで帰ってきたあの時と同じ気軽さで彼女はやってきた。

 いやなんでお前だよ。

 そりゃhollowコラボも月姫コラボも終わって残り弾がないのは分かるよ。
 それでも毎年この時期はコラボイベントしないと他ゲーに客を持っていかれるのも分かる。

 それでもよりによってなんで一ノ瀬志希だよ。

 お知らせによると『FGO×アイドルマスターシンデレラガールズコラボレーションイベント開催決定!直前キャンペーン開催中!』だそうですね。
 何故はじめての外部コラボ相手にデレマスを選んだのかはどうせ今度の生放送で話してくれるだろうから置いときます。どうして引っ張ってきたのが一ノ瀬志希なのか。

 たしかに一ノ瀬志希は総選挙で1位こそとっていないものの、ここ数年は毎年総合10位以内キュート3位以内に名を連ねるシリーズ屈指の帰国子女匂いフェチ飛び級JK失踪癖持ち猫属性ギフテッドアイドルではあります。
 でも他にいただろうと思うわけですよ。デレマスの顔でまず思い浮かぶのはニュージェネレーションじゃないですか。しまむーしぶりんちゃんみおの3人を差し置いて、何故お前?

 疑問はつきません。しかしすべてはイベントシナリオで明かされると信じるしかなく、今は少しでもそのヒントをつかむべく彼女の性能や台詞をしっかりチェックするしか出来ることはありません。
 この記事は筆者が性能からプロフィールまで現段階で判明している一ノ瀬志希のデータを羅列し、最後にわずかの考察を述べるものです。
 突然の外部コラボ開催発表&サプライズ先行実装にリカイ/ムリカイ?に陥ってるマスターがわからないのがあたしをイチバンわかってる心境になっていただければ幸いです。

性能DATA
真名:一ノ瀬志希
クラス:キャスター
HP:12698(フォウマ13698)ATK:11387(フォウマ12387)
保有スキル
SKILL 1『あやしい薬 A』初期CT7
味方単体にさまざまな効果をランダムで付与(全て70%)
効果1:NP獲得量アップ[Lv](3ターン 30%~50%)
効果2:宝具威力アップ[Lv](3ターン 40~60%)
効果3:Artsカードのスター集中度をアップ(3ターン 3000%)
SKILL2『ケミカルアイドル B』初期CT8
敵全体に魅了状態を付与(1ターン)&防御力をダウン(3ターン 20~30%)&攻撃力をアップ(デメリット 3ターン 20%)
SKILL3『失踪癖 A+』初期CT6
自身にターゲット集中状態を付与(3ターン)&スターを獲得[Lv](5~15)
クラススキル
陣地作成 C:自身のArtsカードの性能を少しアップ(6%)
道具作成 A-:自身の弱体付与成功率をアップ(10%)
宝具『秘密のトワレ(マイ・シークレット・オードトワレ)』 Arts
敵単体に魅了状態(1ターン)を付与&高確率で混乱状態を付与(3ターン)[Lv]&高確率で宝具封印状態を付与(3ターン)(オーバーチャージで確率UP)
コマンドカード
AAAQB Arts3HIT Quick2HIT B3HIT EX5HIT
霊基段階による衣装の違い
第一段階:制服(デレマスN)
第二段階:アイドル衣装(デレマスCDデビュー)
第三段階:白とピンクが混ざったドレス(デレステアイロニカル・エトランゼ)

以下プロフィール
・キャラクター詳細
 21世紀の日本に存在した芸能事務所346プロよりデビューしたアイドル。  化学知識に精通した『ケミカルアイドル』としてライブ活動を中心に活躍した。
 代表曲は『秘密のトワレ』『PROUST EFFECT』など。

・プロフィール1
身長/体重:161cm/43kg
出典:アイドルマスターシンデレラガールズ
地域:日本・岩手県
属性:混沌・中庸   性別:女性
「志希ちゃん、サーヴァントにヘンタ~イ♪」

・プロフィール2
 優れた知的能力を生まれながらに有したいわゆるギフテッド。
 その才能は化学分野において開花し、少なくとも10代前半の頃から海外のある大学に飛び級留学。薬学を中心とした研究活動に取り組んでいた。
 しかし18歳の頃に「つまんない」の一言と共にすべてを放り出して帰国した自由奔放マイペース少女。アイドルになった経緯も彼女自身の気まぐれと思われる。
 匂いフェチ、帰国子女、猫、趣味は失踪……海千山千のカルデアにおいてなおてんこ盛りすぎる属性をひっさげ突如現れた彼女の正体やいかに。

・プロフィール3
宝具『秘密のトワレ』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~10 最大補足:1人
 マイ・シークレット・オードトワレ。
 デビューシングル『秘密のトワレ』の即興ライブ。歌、ダンス、限定展開されるライブステージ、そして彼女自身の芳香。あなたの為だけに開かれた香水のフタは五感すべてを麻痺させ、虜としてしまう。
「非合理的だけどしょうがないかー。だって志希ちゃんはアイドルだもんね~♪」

・プロフィール4
〇あやしい薬:A
 疲労を回復するアロマからファンを夢中にするフレグランスまでなんでもござれ。惚れ薬も作れると豪語するが実際は不明。
 今作においては投与対象のパフォーマンスを大幅に引き上げるドーピング薬を使用。スタドリ1000とも。
〇失踪癖:A
 その場からいなくなる悪癖。たとえ戦闘中でもスキルが発動すれば最後、ふらっと退場してどこかへ行ってしまう。
 初の単独ライブにおいては開催前日に同僚アイドルを連れて失踪し、開始直前にタクシーでのんびり帰ってきたという。
 本人にも制御できる類ではないようで、自分で自分を信じていないから他人も自分を信じないように、とおどけながら忠告する。

・プロフィール5
 キャスターは本来サーヴァントとして召喚される筈がない。
 神秘が薄れきった現代に極東の島国でアイドルとして活動していただけの彼女が、英霊の座に登録されるほどの功績を人類史に刻んだとは考えられないからだ。
 物事の成立には必ず理由がある。香水が無数の香料を組み合わせて精製されるように、いかに複雑な過程があったとしても、丁寧にたどれば素材に辿りつかねばならない。それは化学にも魔術にも共通する理だ。
 世界に流れるルールを超越し、突然カルデアの霊基グラフに登録されていた謎のサーヴァント。
 一ノ瀬志希はどこから”失踪”してきたのか。

・プロフィール6
 『アイドルマスターシンデレラガールズコラボレーションイベント メインシナリオをクリアすると開放』

台詞
※量が膨大なため後日追記予定。
 対サーヴァントはダヴィンチちゃん、宮本武蔵、学者系サーヴァントで確認。またマリー・アントワネットからの台詞も確認。
 
絆礼装
テキストは流石に公開が早すぎるので名前と性能だけ。
『PROUST EFFECT』
自身がやられた時に味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)&Artsカード性能をアップ(3ターン)&NPを20増やす
頑張った。おれはがんばったぞ。

考察
 性能としてはあやしい薬がとにかく強いです。NAAEXを積極的に狙いたいArtsアタッカーと組ませてひたすら宝具を回させるのが基本戦法になるでしょう。ケミカルアイドルに宝具と敵の足止め手段も充実している為、Artsパにつきものな長期戦に強いのもありがたいですね。

 失踪癖はCT4で星15個バラまけるのがあやしい薬とシナジーしていますが、タゲ集中もついてくるのが悩みどころ。
 自分だけで補うならやはり魅了を軸にしのぐべきですが、攻撃手段をもたないので状況次第ではあえて退場させるのも戦略のひとつになります。しっかり失踪手段を用意してるとこはさすが一ノ瀬と言ったところ。

 欠点は今も書きましたが攻撃手段を持たないのでアタッカーを用意しなくてはならない点です。回避無敵も張れないので単騎まで追い込まれると厳しい。マシュ、玉藻、アンデルセンといったArtsパの定番と組ませてPT単位での構築が必要となってきます。アタッカー候補はまず剣スロットが間違いないです。

 それにしても絆礼装をつけて初めて「自分がいなくなっても残るものがある」と告げてくれるの本当にPROUST EFFECTですよね。バトルシステム担当に強火一ノ瀬担当Pがいると見た。


 プロフィールではやはり5で提示された謎が気になるところ。
 Pならば誰もが疑問に思うであろう「何故デレマスコラボで一ノ瀬志希をピックアップしたのか?」を制作側もしっかり予想したうえで彼女を選んだようなのでそこは一安心。ホッとしました。

 問題のプロフィール5から読み取れるのは次の2点。

・デレマスのアイドルというだけではサーヴァントたりえない。
・一ノ瀬志希がサーヴァントになった理由は絶対に存在する。


 アイドルだけでサーヴァントになれないならば、残るはそれ以外の要素。
 一ノ瀬志希ならばやはりギフテッドとして性質に注目したくなります。
 プロフィール2でも「属性てんこ盛り」と語っていながら深く掘り下げているのは海外留学のエピソードから見える才能の特異性です。デレマスにふれていないユーザーにもここだけは抑えていてほしいのかもしれません。
 ここで思い出すのがCCCコラボにおけるメルトリリスのコンセプトです。
 本編ではありえなかったIFヒロインにスポットを当てるのがFGOの本会のひとつと奈須きのこがかつて語っていました。
 例えばの話、

 もし一ノ瀬志希が化学に飽きなかったら?

 アイドルと出会わなかったら人類史に大いなる痕跡を刻んでいたのでは?

 そんなIFは見たくないけど見たいに決まっている。

 
恐縮ですがここから先は完全に妄想です。
 きたるデレマスコラボはそんなIFの一ノ瀬志希が存在する特異点(もしくは異聞帯)にレイシフトし、才能ゆえの暴走を食い止める話ではないでしょうか。
 「恋愛感情なんて脳の錯覚だ」と断言する科学者が行くところまで行ってしまい、人間のエモーショナルをすべて薬品で管理すべきと結論づけた。そんな世界を否定する物語。
 数字と実験機器の稼働音が世界の全てだった研究者が、死に際にサーヴァントに囲まれるぐだを見て人と人との化学反応を夢想して眠りにつく……その願いが平行世界のアイドル一ノ瀬志希と習合してカルデアに召喚される。

 カルデアに召喚された謎のキャスター:一ノ瀬志希とは未来のデレマスコラボで縁を結んだ平行世界の一ノ瀬志希の願いの結晶である。

 ……的な話だったらいいなぁ。と。
 それっぽくこじつけてみましたが現時点で想像の域は出られないので、あと■日待つしかないんですよね。
 その日がくるまでは種火周回でもやろうか一ノ瀬。でもこいつまったく周回向きの性能じゃねえんだよな!お前らしいわ!

おわりに
 
FGO初の外部コラボイベント開催に批判の声も少なくない昨今。
 私も「何故?」の想いは強くありますし、不安が泥のように胸にこびりついていることも事実です。
 それでも私はFGOとデレマスを信じています。
 互いに外部コラボをやるにしてももっと馴染みやすい題材は他にあるでしょうに、あえてこの2つが組んだ意味は必ずあると思います。
 疑問もある。不安もある。だけど同時に大いなる期待を胸に抱いて、今はただあーでもないこーでもないと予想しながら、待とうではないですか。
  このイベントが終わった後、一人でも多くのマスター/Pが「やってくれてありがとう」と言えることを願います。
 
 では次回、デレマスコラボイベント感想文でお会いしましょう。

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