FGO×特撮バレタインイベント妄想

門矢士 バレンタイン礼装

「帰る場所」

「なーに、ちょっと昔を通りすがってきてな。
どこに旅に行くとしても帰る場所を忘れれば人は人ではなくなる。覚えておけ。これはその印だ」
それはありふれた世界の写真。
ぼやけていてもわかるだろう。
母親が、父親が、友達が、笑っている写真。
旅の途中の人類最後のマスターが、帰るべき場所。
誰もが旅の途中でも、帰る場所がある事に祈りを込めて。

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バレンタインのお返し礼装

天道総司

「至高の鯖味噌」
八戸沖の戻り鯖を贅沢に使った至高の一品。

「お婆ちゃんが言っていた。真に美味しい料理は人を笑顔にする。とな」
「これは俺の料理じゃない。大切な、妹の料理だ」

そういう彼は、兄さんの顔をしていた。

頂きます!

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葛葉紘汰・バレンタイン礼装
『フレッシュフルーツタルト』

「オレンジとブドウ、メロンに……バナナもある。
とりあえず、美味そうなやつを適当に乗っけてみた。
昔ちょっとだけ、こういうのを作ったことがあってさ。結構自信作だぜ?
見た目は……ちょっとごちゃついてるけど、味はきっと大丈夫だ。
 
チョコ、めちゃくちゃ美味かったからな!お返しだ!食ってみてくれよ!」

色とりどりの、華の咲くように並べられたフルーツたちは、バスケットに似たタルト台の中でそれぞれの個性をぶつけながらも口の中では嘘のように協調しあってお互いの味を引き立てる。

頬張る自分を見ながら、彼はずっと笑っていた。

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五代さん「俺の2019の特技、トリュフチョコ作り!」
翔一くん「超翔一スペシャル、キャベツチョコです!どうですかどうですか食べてみてくださいよ!」
真司「OREジャーナルで知ったんだけど餃子ってチョコ入れても美味いんだな!やるよ!」

翔太郎「あ〜〜〜、ハードボイルドなモン返してえが生憎持ち合わせがなくてな〜〜〜………こいつでどうだ?…可愛い?そうだろ?…………(ぐだが去る)……悪いな、あいつらガキをしっかり守ってやってくれよ、霧彦」
(ふうとくんのキーホルダー)「ふうとくん」
くるくる回るお顔!キュートな風の街の顔がやってきた!
風の吹かないカルデアにも、いつか良い風を連れてくる霧が現れますように。

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火野映司(プトティラ)[バーサーカー]からのお返し
『クラッシュアイス』
スキルで出した氷を細かく砕いて作ったチョコ味のかき氷。
全てを無に帰すだけの紫のメダルにも、冷たくて美味いものはきっと作れる。

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浅倉威 バレンタイン礼装案

❶泥の味
お前は泥を食ったことがあるか?
俺はあるぜ
俺は何度も食ったぜ...食いモンが手に入らなかった時に...
俺の口の中にはまだ泥の味が残ってる…残ってるんだよ...泥の...味が...

彼曰く思い出の味らしい

❷13riders カードデッキセット
神崎士郎がデッキに見立てて再現した1/1サイズのチョコ。
ライダーズクレストには金粉を貼り付けるこだわりの逸品。
ムール貝を口に入れた浅倉を見習って、板チョコ感覚でバリバリと齧ろう。
本来は彼が直に妹へ渡す予定だったそれを、何故浅倉威が所持していたのか...その理由は定かではない。

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バレンタイン礼装

「イマジンクッキー」
デンライナーで最近販売されたという、モモタロスたちの顔を形どったクッキー。
天の川を思わせる包装紙に包まれた、優しい優しいミルク味。
ほっておくとタロスたちに食べられちゃうからお早めに

余談だが、これを買いに行った際にデンライナー強奪で一悶着あったのは良太郎たち以外知る由もない

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桜井侑斗チョコお返し礼装
「古びた望遠鏡」

彼が若い頃使用していたという使い古された望遠鏡。夏の大三角の名前が書かれている。

今は人理を旅する星見の方舟であったとしても、その望遠鏡は彼の愛した星々を映し出すだろう

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仮面ライダー電王(ライナーフォーム)からのバレンタインのおかえし
『未来行きのライダーチケット』
例え過去も未来も消え去ろうとも、彼がそれを忘れることは無い。
どんな不幸にもめげずに笑顔を忘れなかった彼とならばどんな困難も撃ち破れるはずだから。

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【黒い時計】
常盤ソウゴにチョコを渡した夜に枕元にメモと共に置かれていた時計のようなもの

『君がこの時計に込めるような力を持つことはないだろう、だが一人の英雄である君にこれを贈らないのは道理が合わないと考えた』

『力の代わりに君が取り戻した未来より親愛を込めて』

『最高、最善の魔王より』

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朝加圭一郎のお返し
「初めて自分の給料で買ったクラシックレコード」

「こういう行事にはほとんど縁がなくてな。つかさにも相談したんだが、「お前の気持ちがまっすぐ伝わる物をいちいち私に聞くな。自分で気付け」と一蹴されてな。一晩考えた結果俺がいつも勇気をもらうこのレコードがいいと思った。まあ、この場所には素晴らしい演奏をする人達がたくさんいるから要らないと思ったら処分してくれて構わない」

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仮面ライダーグリドンからのバレンタインデーお返し
「新作スイーツの詰め合わせ」
有名なスイーツ専門店のロゴの入った紙箱に所狭しと入れられた様々なフルーツを使ったスイーツの詰め合わせ。
特にどんぐりと松ぼっくり、そしてドリアンを模したケーキは彼の渾身の逸品だとか。
「俺に手作りのチョコレートなんてのを渡してきたんだ、少しは意趣返しさせて貰うさ……パティシエ、嘗めんなよ?」

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お返し礼装『試作型木製杖』

内海成彰/仮面ライダーマッドローグからのお返し。内海本人が設計を担当した木製の杖、その試作品。材質に拘っているため、非常に頑丈な構造である他、取り回しを重視した形状の持ち手や重さとなった。Aランクの筋力ステータスを持つサーヴァントの打撃にも耐える、というのは設計者の弁。

「一度は折れるとも、二度とは折れない。難波の意志と技術が、全てを制す!」

難波は二度と折れることはない。彼はそう信じ続けている。

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カルデアに召喚されたバーサーカー東條悟はトラックから親子を庇った時のメンタリティでマスターを助けてくれるので
マスターは素直に日頃の感謝のつもりでチョコあげるんだけどその意味が理解できないよ。

「オルタナティブのカードデッキ」
仮面ライダータイガ(バーサーカー)からのお返し。
目覚めたら枕元に置いてあった。

かつて彼が英雄と信じた男が造った擬似ライダーデッキ。
鏡に向けて掲げれば、いざという時の力になるだろう。

ただしその力を使えば、彼の目に映るマスターの姿は
「危機に瀕した子供」から「世界を救うため戦う英雄」へと
変わってしまうかもしれない・・・。

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『特製卵焼き定食』(仮面ライダービルド/キャスター)

天才物理学者が持ち得る知識をフル稼働して作った自作の卵焼き定食。

「バランス、味、カロリー、量のどれを取っても完っ璧、食べたら涙が出る事間違いなし!すごいでしょ、最高でしょ、天っ才でしょ!」

余談ではあるが卵焼きだけは他人のレシピを見て作ったらしい

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[Love&Peace!?チョコボトル!?]

桐生戦兎からのフルボトルを模したお返しチョコ。
分子ガストロノミーの技術を駆使して作られたそれは、その特徴的な見た目とは裏腹に舌の上で絶妙に溶け、美食家も思わず唸るほどの洗練された甘さとほろ苦さのハーモニーを奏でる。

───かつて握りしめた彼の手は、今は創り出すために解かれ、誰かの笑顔を見るために、その頭脳は駆動する。
バレンタイン限定。平和を愛する天才物理者謹製の、何の効果も発揮しない、最っ高に美味しいチョコ。

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お返し礼装『色男セット』

仮面ライダーローグ/氷室幻徳(アサシン)からの贈り物。
彼が日常的に着ている、オーダーメイド文字Tシャツと黒い革製ジャケットのセット。『色男セット』の命名は幻徳本人によるもの。紫地の文字Tシャツには『感謝』と白く印字されている。

「バレンタインのお返しだ。今はまだ、分からないかもしれないが……いずれお前も、その服が似合うような、素晴らしい人間になるだろう。これはその時に向けた、俺からのプレゼントだ」

なお、Tシャツ及びジャケットのサイズは幻徳に合わせてある。

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剣崎一真 クラス〈ジョーカー〉からのお返し

『青いゴライダーカードのレプリカ』

「元々カードとは縁が深いんだけど、これはちょっと変わり種なんだ。守る世界も、時代も、生きているか死んでいるかの境界線も超えて1つのチームになることができるカード。
ほら、なんとなくこのカルデアみたいだろ?」

ーー休憩室の長椅子に座りながら、彼はそう笑った。

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【生きた証】
千翼からのバレンタインの贈り物

彼が戦闘時に使用するベルトのレプリカ。
彼が最後まで『人間』として戦って生きた証。

人理修復の旅。
その果てにどれだけの「罪」と「罰」が降りかかろうとも、
あなたが生きたいと願うならばその願いを誰にも否定させない。
英霊としての彼の誓い、その証。

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礼装「二色のハンカチーフ」

風車の意匠があしらわれた、品の良いハンカチーフ。
彼らの愛用するブランド「wind scale」のもの。

「いずれ時が来たら、今度は君に帽子をおくるよ。」
「それまでに、『帽子の似合うヤツになれ』……なんてな。」

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乾巧お返し礼装『手作り無料洗濯券』
カルデアでの洗濯は自動化されているとか、そういう事は彼には問題ではない。

ただ、自分の返せる精一杯を不器用に渡すだけなのだ。

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お返し礼装『1杯のコーヒー 思い出話を添えて』

五代雄介(ライダー)からのお返し。チョコを出してもらったのだからコーヒーでどうかな、と向かった先は21世紀初頭の東京。昔馴染みの喫茶店、年季の入ったカウンター。昔冒険した国で貰った、というコーヒー豆を使い込まれたミルで挽き、丁寧に淹れてくれた。

本当に綺麗な国でさ、と彼は語る。もうどこまで行っても砂浜と海と、青空が終わらないのよ。君も今が旅の途中みたいなもんだけどさ、全部終わって一段落付いたら行ってきなよ。俺も丁度全部終わった少し後に行ったんだけどね……。

青空。
彼が守りたかった、確かに守り抜いたもの。
何故か赤と青の調味料入れを持ちながら旅路の話をする彼は、その青空を思わせる清々しい顔をしていたのだった。

「そうそう、あの時なんでか手元に丁度いいボールがあってね……」

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お返し礼装『頂上の星へ』

武神鎧武からの贈り物。
シミュレーターによって再現された巨大な神木。巨木の根元から満天の星を見上げ、二人だけの静かな宴が始まる。

未だ天下を見下ろす頂上に至ることは無くとも、彼方に輝く天の星を見上げ、望み続けることはできる。

「星見の旅人よ、未だ迷える者よ。汝もまた、いずれ道示す星となる者。その在り方を見失ってくれるなよ」

それは乱世に生きた者が送る、ただ一つのメッセージだ。

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闇の皇帝ゼット(烈車戦隊トッキュウジャー)
お返し礼装「オルゴール付きミニプラネタリウム」

常に傍らに立つ人外の少女と共に選んだ一品
オルゴールの曲は彼が良く口ずさむ“きらきら星”
キラキラなお前には似合いだろう、と笑いながら彼は君に此れを渡すだろう。
彼がどれだけ焦がれ手を伸ばしても、決して届かない光と歌…


「けれど“キラキラ”は闇があってこそ輝くのですよ、陛下」

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ミットとボール

仮面ライダーガタック/加賀美新からのお返し。
人との心の交流にはキャッチボールだ。
そう言って彼はキャッチボールに誘ってくれた。

そう言って取り出してきた彼のミットは、とても使い込まれていた。

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冴島鋼牙

バレンタインお返し礼装

「黒い炎と黄金の風」
著:御月由児

彼のいた世界で僅かばかり出版された絵本、そのうちの一冊

”光の中から
一人の黄金の騎士が現れました。

黄金の騎士はまるでオオカミのようなうなり声を上げると黒い影の一群の中に突進していきました。
黄金の騎士の剣がキラリと光ったかと思うと黒い影はまるで木の葉のように吹き飛んでいきました。

ズドーン!
大きな音をたてて
ホラーの王はたおれました。

黄金騎士が、闇の中から光を王からとりもどせたのです。

これで、人間はもうホラーにおそわれることはありません。
黄金騎士の戦いは
終わったのでした。

そしてボロボロになった黄金騎士の前に現れたのは…”

最後の一頁は白紙となっている。
彼が言うにはこれでいいんだ。らしい……その意味は…?


「オマエ達の未来は希望と可能性に満ち溢れている。ぐらいは言ってもよかったんじゃないかイテテッ」
「……余計なことは言わなくてもいい」

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涼邑零バレンタインお返し礼装

「チョコレートケーキ(3ホール)」

涼邑零からのお返し……なのだがどう見ても自分が食べる様にしか見えない量
「いいのいいの、無愛想な鋼牙や真面目な翼だと堅苦しくなっちゃうからさ。それに、俺こうやって誰かと一緒に食べることあんまりなかったからね」
「零、余りマスターを困らせるんじゃないの……後マスター?食後には歯みがきとトレーニングを欠かさずにね」

……トレーニング、何時もよりハードになりそうだ

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地の底で見える光

仮面ライダーキックホッパー/矢車想からのお返し。
君のことを弟として面倒を見てくれる兄貴からの、ささやかなお返し。

いつかの日に、弟と果たせなかった約束。

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弟味噌

仮面ライダーパンチホッパー/影山瞬からのお返し。
地獄兄弟の4人目である君にこそふさわしいと押し付けてきたカップ麺。
何気にレアな一品。

これを見た工房スタッフからは「ホッパー兄弟のフィギュアに付属させようか」という声もあがったとか。

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晴人さんのバレンタイン

「チチンプイプイ!」

「これは、俺の頼れる友人の指輪職人のとっておきの1品さ。どうしようもない時にはこの指輪にお願いを込めるんだ。そしたら、君の最後の希望がきっと助けてくれる。少し頼りないかもしれないけどな」
ほんのりとシュガードーナツの香りが漂うその指輪に、魔法の呪文を唱えよう。

さあ、君のためのショータイム!

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五代雄介からのお返し

青空

かつて、彼が届けたもの
色彩は空に映る泉の如く

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