高松競輪「GIII 玉藻杯争覇戦」~決勝回顧~
みなさん、おはこんばんにちは!
競輪大好き! ハチ公です。
高松競輪場で行われた「GIII 玉藻杯争覇戦」は
6日に決勝が行われました。
かるく振り返ってみようと思います。
決勝ふりかえり~もろいようで固かった関東4車~
決勝 結果成績
1着 ④佐々木悠葵(群馬) [差し]
2着 ⑤吉澤純平(茨城) [マーク]
3着 ⑦眞杉匠(栃木)
近畿勢が先行勝負にいくところを眞杉選手がその上から叩ききって、
後続の関東3人もしっかりと追走。
関東4車がそっくり前へ出きってしまった時点で勝負あり。
稲川翔選手(大阪)が自力に転じていい捲りをうったものの、
3着眞杉選手の1/8車輪差 4着 が精いっぱいでした。
『関東の結束力で勝てたようなもの』
前夜の展望noteにも書いたように、今回の関東4車の結束は
「固いようにみえて“もろい”」と予想していましたが、
S級S班宿口陽一選手(埼玉)が自分の現状をしっかりと理解したうえで
4番手を回る選択をしたことが、
「“通常の”4車ラインの強度」になったのかなと…。
そうなれば番手を回る佐々木選手が有利になってきます。
眞杉選手のダッシュに離れず、稲川選手の自力捲りを封じたことで
自身初のGIII優勝がめぐってきました。
本人も振り返ったように『関東の結束力で勝てた』決勝戦でした。
『何か一つ武器が欲しい』眞杉
眞杉選手は長い距離もしっかり踏んで先行できるし、
後方からのダッシュ力も十分ある。
いわゆる「オールラウンダー」タイプの先行選手に
なってきているのかなと個人的に思っています。
ただGIで上位選手を相手に先行していくためには、
「オールラウンダー」では厳しいところ。
それを眞杉選手本人もわかっているからこそ、
『武器が欲しい』と思っているのでしょう。
長い距離がしっかり踏める眞杉選手なので、
ダッシュ力の向上を求めるのは理にかなっているはず。
それこそ同県の坂井洋選手や競輪界No.1のダッシュ力を誇る
脇本雄太選手(福井)に近いダッシュが出てくれば、
おのずとGI決勝が近づいてくるでしょうね。
『何でもやる選手』として負けないために…
群馬勢のGI常連選手と言えば木暮安由選手がいの一番にあがりますが、
いずれ佐々木選手の名前が双璧をなすときがくるでしょう。
そのときに先行・捲り・トリッキーな飛びつきetc.
自力選手として「何でもやる選手」として負けないために、
まずは現在の上位選手の前=ラインの先頭で
しっかり自力を出しきることが最優先ではないでしょうか。
自力を出し切るレースを続けていけば、
佐々木選手が来年の目標とする【GI決勝進出】が見えてきます。
GIII初優勝でひと皮むけた佐々木選手の走りに期待したいですね。
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