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2024 GI 高松宮記念杯競輪 My Pick Up~最終日「決勝」展望~
みなさん おはこんばんにちは!
競輪大好き!ハチ公です。
岸和田競輪場「GI 高松宮記念杯競輪」は16日が開催最終日。
運命の【決勝】が行われます。
まずは【準決勝】4レースをかるく振り返ってみましょう。
準決勝 ふりかえり
実感した「番手のありがたさ」~9R東日本準決勝~
1着 ③北井佑季(神奈川) [まくり]
2着 ④小林泰正(群馬) [マーク]
3着 ⑦諸橋愛(新潟)
松井宏佑選手(神奈川)が眞杉匠選手(栃木)をまくらせない先行勝負。
番手から北井佑季選手がしっかり抜け出して勝利を収めました。
普段は先行で勝負する北井選手は「番手のありがたさ」を
今回の準決勝で改めて実感したはず。
ここで感じた気持ちを今後のグレードレース戦線でも
活かしてほしいですね。
2着は小林泰正選手で3着に諸橋愛選手。
“上越”コンビは前々でレースを組み立てた好判断に助けられました。
強烈な“踏みなおし”~10R西日本準決勝~
1着 ⑨脇本雄太(福井) [逃げ]
2着 ②南修二(大阪) [マーク]
3着 ⑧犬伏湧也(徳島)
脇本雄太選手が先行勝負で犬伏湧也選手がまくり返す展開。
犬伏選手の勢いを強烈な踏みなおしで受け止めて、
直線も脚を残して脇本選手が逃げ切り勝ち。
S級S班の圧巻の強さがそこにはありました。
犬伏湧也選手も粘って3着でしたが、内容的には【完敗】でしょう。
最後方にいたからこそ向いた展開~11R東日本準決勝~
1着 ②郡司浩平(神奈川) [まくり]
2着 ④和田真久留(神奈川) [マーク]
3着 ①新山響平(青森)
森田優弥選手(埼玉)が新山響平選手を前に出させまいと
突っ張り先行したことで、各ラインが乱れる大混乱。
最後方で戦況をみつめていた郡司浩平選手が自力に切りかえて
大混戦を断ち切るまくりで快勝。
和田真久留選手も続いて神奈川コンビのワンツー。
新山響平選手は何とか3着に食い込みました。
ガチンコ勝負が生んだ波乱~12R西日本準決勝~
1着 ⑤古性優作(大阪) [差し]
2着 ⑧桑原大志(山口) [差し]
3着 ⑦山田久徳(京都)
三谷竜生選手(奈良)が忖度なく攻めあげてきたことで、
脚に余裕がなくなった寺崎浩平選手(福井)。
古性優作選手は寺崎選手と一緒に決勝へ行きたいところでしたが、
浅井康太選手(三重)のまくりに対応しなければならず、
3角から早めに抜け出すことに。
これによってチャンスが生まれたのが桑原大志選手。
空いたコースを伸びて2着を確保。
波乱を呼び込む決勝進出となりました。
決勝展望~すべてはタイミング次第~
出走メンバー一覧
①南修二(大阪)
②新山響平(青森)
③郡司浩平(神奈川)
④小林泰正(群馬)
⑤脇本雄太(福井)
⑥桑原大志(山口)
⑦古性優作(大阪)
⑧和田真久留(神奈川)
⑨北井佑季(神奈川)
気になるラインの並びは…
⑤⑦① ④ ②⑥ ③⑧⑨ [三分戦]
Point①:神奈川勢の先頭は郡司浩平
3番車 郡司浩平
僕が前で自力。並びについて年始めから北井さんとは話をしていた。その時が来た。宏佑の気持ちも背負って力を合わせて戦いたい。
9番車 北井佑季
郡司さんの番手で頑張る。川崎記念でも「次一緒になったら逆の並びで」と郡司さんは言ってくれていた。番手を回るのは松井さんに続いて郡司さんが2人目。
/北井佑季「掴めるチャンスが目の前に」』より引用
普段のレースなら北井佑季選手がライン先頭で
郡司浩平選手が番手から抜け出すのが通例ですが、
郡司選手はすでにGI「全日本選抜競輪」を優勝し
年末のKEIRINグランプリ出場権を確保済。
そのようなこともあって今回の決勝では
郡司選手が前で北井選手が番手を走ることに。
北井選手がどのタイミングで自力に切りかえられるかで
GI初優勝への明暗が決まってくるでしょう。
Point②:スタート直後の位置取り
2つ目のPointはスタート直後の位置取り。
神奈川トリオは郡司選手の突っ張り先行から
北井選手の番手まくりが理想。
しかし車番が③番・⑧番・⑨番と外め。
こうなると最内の①番が与えられた
南修二選手がスタートを決めて前をとって
神奈川勢の発進に脇本雄太選手が対応する。
そんな可能性も考えられそうです。
スタート直後の位置取り争いも
GI優勝への明暗を握りそうですね。
“アテにならない”予想印
◎⑦古性
〇⑤脇本
▲⑨北井
☆②新山
△④小林
△①南
神奈川トリオが攻めてきても冷静に脇本雄太選手が対応して
番手から古性優作選手が抜け出すとみました。
まくりに回るのであれば脇本雄太選手との
ワンツー決着の可能性も高まります。
北井佑季選手は番手まくりのタイミング次第。
うまく決めれば悲願のGIタイトルが見えてきます。
穴はまくりに回れる新山響平選手。
先行の意識を無理に出さなければ、
波乱を呼び込むことができそうです。
“雨の宮杯”はいずこへ…
例年「高松宮記念杯競輪」は梅雨時期の開催ということもあり、
決勝レース当日は「雨」の日が多いのですが、
今年も「晴れ」の予報となっている岸和田競輪場。
雨降ることなく絶好のコンディションで迎える
決勝は午後4時30分発走の予定です。
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