FRENZ 2019のはなし
9月の14,15日にロフトプラスワンにて開催された映像上映イベント「FRENZ 2019」に出展者ならびにED楽曲制作として参加しました。
FRENZは映像制作者の方なら知っている方もいらっしゃるかもしれませんが、オール新作の映像上映イベントです。その特徴的な点は山ほどありますが、まあ開催場所がLPOなので、そういう感じです。(ハイコンテクストな文章)
去年は出展作品で特に好きだったのを紹介していましたね。
出展作品
今回、1日目昼の部にて「恋に恋する女の子」を上映しました。
作品が作品なので、曲については解説とか無いです。FRENZは上映順が主催にしか分からないので、出展者は自分の番がいつ来るのかドキドキして待っています。ただ、この作品を流すなら一番最初かな?っていうのは頭にあったので、最初の出展者で流れた時に「あ~」ってなりました。あ~って。分かってますね。
エンディング楽曲
FRENZのエンディングはいつも出展者やスタッフが持ち寄った数秒の素材を繋ぎ合わせて作っているのですが、そこの音楽を担当しました。
エンディングと言われてまず思い浮かんだのは、得意なボサノヴァを作る事でした。実際、以前エンディングを担当されていたハムさんはボサノヴァの曲調でエンディングを制作されたこともあったので、まあ雰囲気を壊すことはないだろうと。
しかし、実際作ってみてもなんだか違和感があります。ハムさんは僕が尊敬する作家さんですし、自分が真似をしてもどこか劣化版になる気がしました。
そこで、思い切ってちょっとエモーショナルで、それでいてエンディング感がある曲調・・・と考えて、試行錯誤した結果のロックバラード(+なんやかんや)です。
当日、LPOの檀上でお話させてもらうことができたので、確か1日目昼の部に話したのですが、この曲はエンディングであり、そこにいた方々のオープニングになればいいなと思っています。毎年出展してる方も、今年初めてお客さんとしていらっしゃって、創作をしてみたくなった方も。そんな方々が他の作品を見てやる気を出して、これから作るぞ!みたいな気持ちになった時のオープニング、応援歌です。
そして、最後の部では普通のエンディングに加えて、全ての部のエンディングとしての出展者+スタッフロールが流れました。
こっちは僕が挑戦したかった感じの曲調です。好き勝手やってます。
ピアノでコード進行を作って、繋ぎのところをリハモーナイズ(コードを入れ替えること)して、最近使ってない音源をたくさん立ち上げては消して。
ギターを入れずにポップスを作りたかったので、たくさんピコピコしました。参考にした曲、好きな人ならすぐ分かってしまいそうな気もしますが……
おわりに
創作にゴールってないんですけど、人生にゴールがあるのって理不尽ですよね。いや人生が創作だから人生が終わったらある種ゴールみたいなもんか。みたいなラフなスタイルでこれからも大体毎日なんとなく生きていたい気持ちを前面に作っていきます。
今年の前半はふがいない感じでしたからね・・・
最後に今年のFRENZで一番泣いたこの作品を見てくれ。。。
皆様のサポートは、次回作品の制作費に充てさせていただきます。