2020年、終わっちゃうのか。

2020年は正直、僕にとってかなり停滞した年だったと思う。

その原因の大元は言うまでもなく流行の病なんだけど、それを受け止めた僕の環境も影響していると思っている。

実は、4月の緊急事態宣言以降、会社に行った回数は両手で数えられるほどだ。ほとんどリモートワークになった。それに伴って、家に帰ってから創作に向かったり、新しい娯楽に触れるためにあったこのパソコンのある自室は、途端に「仕事部屋」になった。

すると、どうなったのか。分かりやすく、仕事と趣味の境界があいまいになっていった。仕事中にギターもピアノも手の届く範囲にあるし、通勤も無いので後ろを気にしないで働ける。腹が減ったら中抜けして食べにいってもいい。だんだん実の入る時間は減っていって、仕事も、音楽も、アウトプットの精度が下がっていった自覚がある。

これはまずい。なんとかしないといけない。

年末を前にして、改めて来年の目標を考えたとき、具体的な目標以前の姿勢について改めて考えざるを得なかった。

多分、切り替えが上手な人や、まじめな人は、リモートワークを活かして効率的に仕事ができるんだろう。適度にさぼって、それでいて成果は出しつつ、より充実した日々を送っているんだろう。

いくつものことを同時にするのが苦手なので、本当に目の前のこれにだけ集中する、と決めないと進まない僕。

当たり前かもしれないけど、もう一度、基本に立ち返って仕事、そして音楽に向き合いたいと思っている。

来年の目標以前の問題、とは書いたが、来年の目標はしっかりある。

代表作を作ることだ。

もちろん、これまでの作品に代表作になりうるものはたくさんある。

それでも、この危機の後に、改めて書きたい気持ち、伝えたい情緒みたいなものは確かに、胸の中にもやっと存在している。


次のnoteではそんな今年でも頑張れたなと思う成果を振り返ればと思います。


※八河のなめという名前をメインにしていましたが、のーねーむという10年来のハンドルネームをメインにしておきます。どっちで呼んでいただいても大丈夫です。

皆様のサポートは、次回作品の制作費に充てさせていただきます。