にじいろ雲な願い〜ほごねこ22’
ファーストコンタクト
おせちずを保護して1年後の翌2022年7月。
ちょうど彼らが卒業した直後（保護後、里親さま探しに1年ほどかかりました）。
時期を図ったかのように？また子猫3匹が外に現れました。
私が存在に気づかず避妊できていなかったママと、
見かけてからすぐに去勢したのにいつの間にか種を蒔いていたパパ（思い当たるのは2匹）との間の子のようです。
元々そのエリアは黒白の牙城でした。
おせちずはママパパもみんな黒白。
2022年の子猫3匹はみんな白でした。
お母さんは黒白のため、おせちずとは いとこか、はとこでしょう。
外でも目立つ真っ白な子たち。
わたしの老婆心がハラハラ。とりあえずカラスに襲われる月齢は超えた2ヶ月くらい。でも心配。。
再び、母猫のTNRと子猫の保護を試みました。
突然ですが、雲のはなし。（名前について）
外でちょこちょこと遊んでいる姿を見たとき、真っ白な子たちなので雲が浮かびました。
（ここで突然、天気のおはなしです。）
雲の現象のうち、彩雲、虹雲なんて言われる、虹色の雲があります。
幸せの前兆だそうです。
彩雲には色々な呼び方があります。彩雲、虹雲、慶/景雲、瑞雲。。
彼らにも幸せになってほしいし、里親さまのおうちを幸せにしてくれる存在になるのだ！
そう思い、それぞれサイ（彩）ちゃん、けい（慶）ちゃん、みず（瑞）ちゃん、と心の中で呼んでました。
※その後、当時ご協力いただいた団体さまを介して里親さまを募集させていただけることとなり、団体さまの命名ルールに則り数日で改名しました。でも、かけた願いは一生続きます！
保護と保護後のはなし
初めに捕まったのは2匹。ふたりとも男の子、1匹はオッドアイ！オッドアイを生で見るのは初めてでした。
オッドアイのほうはビビりさんの猫顔イケメン。もう１匹はすでに甘えん坊の予兆を発していた犬顔甘めイケメン。ふたりとも仲良し。犬顔イケメンのほうは好奇心も旺盛で物おじせず。同じ兄弟でも本当に性格って違うんだなあとしみじみ思いました。
その数週間後にブルーアイのとっても美人な子も捕まりました。この子はシャー子でしたが、保護して2週間後に数時間腹を割って話す機会を設けたところ、翌日からデレ子になりました。
なんと
これで一段落。お母さん猫の捕獲を試みていた1ヶ月ほど後のある日。
なんと3匹にそっくりな子がまた捕まりました。1匹脱走してまた捕まったのかと思った。
みんな真っ白だったから気づかなかったけど、どうやら4匹いたようでした。
こんな真っ白な子たちを4匹も無事に育てたんだね、お母さん本当に頑張ったんだね。本当にありがとう。
その後お母さんもTNRできました。子猫を保護して寂しい想いをさせて申し訳ないです。せめて子猫たちには安心できるおうちへご縁を繋げさせてください。
3匹のずっとのおうち
カビやら私の仕事の多忙やらで譲渡会参加もまばらだったのですが、里親さま募集開始し5ヶ月後の1月。
なんと一度に、1匹に一件ずつ、里親さま募集サイトからある日お見合いお申込がありました。
こんなことってあるのですネ、、
里親さま皆さまとても温かい方々で、先住猫さんはご自身で保護されたご家庭もありました。
瀕死状態だった子を保護したり、もう簡単には慣れない大人猫をなんとか保護して向き合われていたり。
本当に頭が下がります。
3匹一気に卒業となりました。
4匹目の子
4匹目は相当の強者で、私の経験不足もあり、半年経っても血が出るほど噛まれていました。
それでも猫部屋を用意したり、彼女のスペースを保つ様にしたところ、8ヶ月目くらいから触らせてくれ、ゴロゴロ言ってくれるようになりました。
もっと早く慣れてもらえる方法や付き合い方はあったんだろうなと反省。反省。
猫部屋にしたことが正解だったかもわからないですが、やっと私の前でゴロンとしたり、なでなでをせがむ顔を見せてくれるようになりました。
そしてつい先日、とうとう里親さまが決まりました。正直、まだまだ慣れるのに時間のかかる子ですが、温かく向き合ってくださるとのこと。
今回もみんな、素敵すぎる里親さまとご縁をいただきました。そういう方々がいらっしゃるからこそ、ボランティアも続けられます。
結びに
こうして白猫ズ4匹も卒業できました。ひとつひとつのご縁に本当に感謝です。
今回も色々なことを勉強させてもらいました。正しいかわからないことも、後悔もあるけど、なんとか目の前の１つの命がまた安心できるおうちに繋がるよう、のっそりのっそりと活動していきます。
また、保護猫活動をしていると、先住猫にも負担をかけます。保護直後の子は隔離が必要だけど先住は新入りが気になるし、相対的に遊べる時間も減るし。
先住たちにも、感謝です。
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