見出し画像

10年前の私達に伝えたいこと。

10数年前はこんな生活していることなんて
全く想像できなかった。
そんなことよりも明日のことさえ
何も考えることが出来なかった。

辛い目の前の現実と
泣き続ける家族と
それでも時間が進むことに
私の心がついていくことが
出来なくなったようで
当時の3年ほど、ほぼ記憶がない。
断片的に少しあるだけ。

辛いとか悲しいとか
一度も言わなかった。
ちゃんと仕事もした。
でも思い出せない。

『そんな時代もあったねと
いつか話せる日がくるわ
あんな時代もあったねと
きっと笑って話せるわ』

中島みゆきさんの“時代”をきくと
今そうなっている、と気づく。

子どもたちと楽しく過ごせている今があるなんて
思いもしなかった。

仕方なかった、なんて思いたくはないけれど
仕方のないことばかり、
けれど楽観的に前に進もう。
という自分の考えは
自分を生きやすくしてくれている。

中島みゆきさんの“倶に”を何度もきいていて
久しぶりに“時代”もきいて
ふと改めて気づいたこと。

受け止められるときが来るから
大丈夫だよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?