見出し画像

英国のおうちスコーンを食す

スコーンの本場・英国において、比較的手軽に購入できると思われるスコーン(おうちスコーンと勝手に呼ぶ)を知人から頂いたので、感想を残しておく。

入手したスコーン

今回入手したスコーンは
・M&S 4 PLAIN SCONES
・Waitrose 4 All Butter Sultana Scones
の2種類。また、Rodda'sのクロテッドクリームも頂いた。

プレーンスコーン
サルタナスコーン
クロテッドクリーム(227g入り!)

感想

プレーンスコーン

スーパーで売っていそうなパッケージ(紙のトレーとビニール袋)に入っている。頂き物なので値段を調べるようなことはしていないのだが、おそらく1袋400円くらいで買えそうな雰囲気を感じる(間違っていたら申し訳ない)。
上面は結構しっかりしたツヤが出ている(卵黄でコーティングしたのだろうか?)。食べてみると、小麦の香りがかなり感じられる。英国製スコーンらしく、日本で言うところの強力粉成分が強め。私がスコーンを作るときは、ややケーキ寄りの軽さを持たせているのだが、これはどちらかというとパン寄り。結構お腹にたまる。朝に2個食べたら夜になってもお腹が減らなかった。
この小麦の香りは、その辺のスーパーで売っている日本の小麦粉で出すのは難しいかもしれない。原材料の産地までは分からなかったのだが、小麦粉の自給率(日本は1割強、英国は8割程度)から考えても、おそらく小麦粉に関しては日本よりも英国の方が新鮮で良いものを入手できると思われる。米で言うところの新米と古米のように、小麦粉に関しても、新しいものを使ったほうが香り豊かで美味しいのだろう。
…と考えると、次は国産小麦でスコーンを作ってみたくなる。今度やってみよう。新鮮な小麦粉ってどうやって入手すればいいんだ…?

サルタナスコーン

日本ではあまり馴染みがないかもしれないが、英国ではよく見かけるのがこのサルタナスコーンである。サルタナというのはレーズンの一種で、日本でメジャーなカリフォルニアレーズンよりもジューシーで皮が薄く柔らかい。私はあまりドライフルーツが好きではないのだが、サルタナレーズンはあまりドライ感を感じさせないので結構好きなのである。
こちらのスコーンもおそらくプレーンスコーンと同価格帯ではないかと思う。パッケージもスーパーに置いてありそうな雰囲気だ。
食べてみると、レーズンが風味・食感とも程よいアクセントになっており、いちごジャムを乗せても味が喧嘩しない。スコーンとしては邪道かもしれないが、これはそのまま何もつけずに食べても美味しいかもしれない。…私はクロテッドクリームを食べたいのでクリームマシマシで食べるのだが。

クロテッドクリーム

スコーン好きの方はおそらくみなさんご存じのロダスのクロテッドクリーム。でも227g入りというのは初めて見た。日本でよく見かけるのはこの半分サイズなのでは?
クリームがたくさんあるおかげで、残量を気にせずたっぷりスコーンに盛ることができる。やはりクリームは多いに限る。この世に出回るクロテッドクリームの全てがこのくらいのサイズになっていてほしい。多分日本で買うとすごい値段になりそうだが、英国だともっと手頃な値段で買えるんだろうな…。

まとめ

やっぱりスコーンは英国に限る。
このレベルのスコーンを気軽に買えるって理由だけで英国に移住したくなってくる。
ちなみに美味しすぎて食べてる時の写真を撮り忘れた。