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自分の身体は自分で守る : 女性のからだ

妊娠出産を経て、女性の身体の神秘に触れた気持ちでいる。

そして、助産師さんをはじめママを応援する活動をしている方々の発信をみるようになって、女性である自分の身体を全然大事にできてなかったこという気付いた。
まだまだ読み足りないけど、次の本を読む時間がとれないまま時間があきそうなのでいったんアウトプット。

血液たっぷりが健康の秘訣

生物はもともと海水を体の中に取り込み、それを体液とした。そして進化をしていくうちに、効率よく酸素や栄養を運ぶために赤血球などがうまれ、今の血液になった。血液という海がしっかり流れることで、そして新鮮な血液がつねに供給されることで、人間をつくっている細胞は生きていける。(参考:『血流がすべてを解決する』堀江昭佳)

生物出身なのでこういうの響く〜笑。血液は成分組成も海水に似てるっていうしね。

内なる海として、血液は海と同じような働きをしている : 水分を保つ/酸素や栄養を届ける/二酸化炭素や老廃物を回収する/体の温かさを保つ/免疫力によって体を守る。血液がいかに重要か。

そして、女性は血液が不足しやすい。なぜなら、毎月100mlの血液を失っているから。

どちらかというと、パフォーマンス発揮できるように日々の体調管理も仕事のうちって考えるタイプだけど、毎月やってくる生理とそれに伴う女性特有の身体の変化は、きちんと知って無理のないように大事にしてあげたいなあと思うようになりました。

食と睡眠を大切に、冷えは大敵

食が大切な理由は、食べものが血液をつくるための原料になるから。
栄養たっぷりの旬の野菜が大事、たんぱく質もしっかり、とかいろいろとあるけど、今回一番の気付きは「空腹が大切」ということ。
身体も心も休むことが大事だけど、胃腸も同じ。きちんときれいに整えて休ませることで元気に働けるようになる。
胃は食後90分で空っぽになって、空腹が続くと90分おきに胃が強く収縮して中を掃除する。あれ?でも考えてみたら、午前も午後もコーヒー飲んだりおやつ食べてたら、休んでる時間全然なくない?と、そういうことなんだそうです。現代の生活。意識して胃を休ませないと、いつも働いてて休まらない。歯のためにも胃のためにも、食事間隔は空けたほうがよさそう。

睡眠が大切な理由は、血液が寝ている間につくられるから。
食べないより眠らない方が生命維持するの大変、といわれるぐらい大切な睡眠。書いてあったのは、赤ちゃんや子どもの眠りの本を読んだときの学びと共通事項ばかり。大人も子どもも睡眠は大事。既に実践するようになったことばかりで、赤ちゃんとの暮らしって自分の健康のためにもいいんだなあと改めて。

いい睡眠をとるために。
・朝7時までに朝日を浴びる
睡眠ホルモンメラトニンが、太陽光で減少するからすっきり目覚められる。そしてその15〜16時間後に再び分泌され始めるから、23時に寝たいなら逆算して朝7時には。
・寝る前は照明を暗くする
強い光でメラトニンの分泌が抑えられちゃうから。寝る前にスマホもNGだし、夜中に子どもの顔みようとして顔に光を当てるのもNG。産前にこれ知ってから、夕方になると家の中の照明も落とすようにしてる。
・起きる時間を固定する
朝日が体内時計をリセットするのは有名な話。体内時計が狂うと体調にも影響あるので、起きる時間は2時間以上ズラさない。

ここまで血を流すための食や睡眠の話は男女関わらず大事そうなことだけど、冷えについては、特に女性なイメージあるよね。女の子は身体冷やしちゃいけないって昔から言われるし。
冷えると血流が悪くなる。子宮、膣、会陰の冷えは女性特有のトラブルに繋がる。子宮を冷やさないために、足先(足先から子宮や腸に血液が戻ってくるから)や腸(子宮は腸に囲まれているから)を温めることが大事。
そもそも身体がいろんな働きをするのに酵素というタンパク質が重要人物(体内のあらゆる化学反応の触媒として働く)なんだけど、その酵素がよく働けるのが37℃という温度。だから低体温が不調の原因とか、免疫力高めるためにまず体温を上げること、っていわれる。子宮でも例外なく酵素が重要な働きをしていて、子宮が冷えると生理のときに子宮内膜がうまく剥がれず損傷が大きくなったりするんだそうです。膣の中にいる常在菌の働きをサポートするためにも、温かいことが大切。

女性器のセルフケア

出産直前に会陰マッサージをしてました。子宮の中にいる赤ちゃんが膣を通って外に出てくるって考えたら、ちゃんと柔らかく伸びてくれないと切れちゃう(もしくは切られちゃう)から。だけどこれ、実は出産前だけじゃなくて定常ケアとしても取り入れた方がよさそうな。

膣って、常に潤って柔らかいのが正常なんだけど、きちんとケアをしていないとすぐに乾いたり硬くなったり萎縮することまであるそうで。そしてそれって出産のときに大切なだけじゃなくて、黒ずみ・におい・かゆみ・PMSなんかの直接的なトラブルの他に、尿もれ・痔・便秘などの身体の不調や、脳や心にも影響してくる。

デリケートゾーンのケアの仕方については、洗い方・拭き方・保湿・会陰マッサージ・膣トレ・肌着の選び方などなど、いろいろとあるので、しっかり知識つけて子どもにも伝えていきたい。

余談。アーユルヴェーダってスパとかのイメージしかなかったんだけど、世界三大伝統医学のひとつであり、自然と調和しながら健康的に美しく年を重ねることを目的とする若返りの医学だと知って、俄然興味が湧いてきた。東洋医学系も読みたいなあ。

読んだ本

『血流がすべてを解決する』堀江昭佳
『血流がすべて整う食べ方』堀江昭佳
『ちつのトリセツ 劣化はとまる』原田純 著 / たつのゆりこ 監修
『子宮内膜症は自分で治せる』駒形依子
『デリケートゾーンケアの教科書』神藤多喜子

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