2020/04/05

望月先生の論文がついに査読を突破した: おめでとうございます

ABC予想と宇宙際タイヒミュラー理論については以下の動画が最もよくまとまっていると思います

宇宙際タイヒミュラー理論の主張の中でひとつカネゴンの目を惹き付けたものがあった

同理論では、舞台と舞台の間でやりとりするのは数学的対象の「性質(attribute)」に関する情報だけだという

この世には何か「基本的な物質だか粒子だか(substance)」があり、性質はその本質のおまけ的なものに過ぎないという主張は、現在の主流になっているといってもいいかもしれない

でもカネゴンは例の「行列本質論」以来、そうした基本粒子的なものはなくてもいいのではないかという気がして仕方がない

むしろ重要なのは性質、それも複数の性質が「束ねられている(bound)」ことの方ではないかしら

複数の性質が互いに結びつきあっているにもかかわらず、それら性質同士が混じり合わない

オブジェクト指向っぽく言うと、オブジェクトはないが、メンバ関数・メンバ変数だけが束ねられている状態

性質ファーストこそカネゴンの心を安んじるものであり、当分飽きそうにないおもちゃであることをここにメモするものであります

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