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⚠官能短編サシ劇 【裏妻③】

第3話 仮面

あらすじ
起きるべきして起きてしまった…
裏妻で あの人と顔を合わしてしまったのだ

[登場人物]
・金田ナオ ︎︎ ♀
源氏名 坂本さん
ナオ=ナオ台詞
♡ =ナオ ナレーションや思考

・夫 ♂
ナオの夫
ナオが働く裏妻に通う客だったことが裏妻② で明らかになった
夫=夫の台詞

※台本化する為、絡みシーンを あっさりめにしてありますがアドリブで盛り上がってくださいね

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合田さんとの情事があった日から、少しずつ旦那さん達とのカラダの関係も有りになった

絡みがあった後は必ずと言っていいほど合田さんと抱き合った

夫とは営みが無かったわけではない…
なんというか…淡白だった
最近では私も まあまあ潤うぐらいのものとなっている

夫も以前より私に優しくなったし
私も後ろめたさもあって優しくなったと思う

だから裏妻に入って行くのを見たとは言わないし、もちろん私が働いていることは夫には秘密だ

ある日…恐れていたことが起きるべきして起きてしまう

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

ナオ&夫
「はっ!!」「はっ!!」

♡裏妻を出る時…ばったり出くわしてしまった

何か言われると身構えたが…
何も言わずに夫は足早に去っていった

私は合田さんに、どうしたらいいか尋ねると 普段通りにしてろ
堂々としてればいい と言われた

ナオ
「ただいま」


夫は、バツが悪いのか寝室にこもっていた

私は合田さんに言われた通りに
淡々と夕飯を作り
夫を呼び夕飯を共にした

そうしているうちに腹をくくったというか…
開き直ったというのか…
バレたとしても、やってることは
夫とかわらず、お互い様じゃん!!
って思考になっていた

夫は、ほとんど喋らず
さっさと風呂に入り
寝室に戻って行った

私は家事をこなし風呂に ゆっくり浸かり寝室に向かった

夫は寝ているものと思っていたが…


「…なあ、ナオ…そっち行っていい?」

ナオ
「うん…いいけど…」


拒むのも変だし、あの店にいたのは 
お互い様だし…しょうがない…よね


「旦那さんに抱かれてどうだった?」

ナオ
「えっ?!いや…あの…」


第一声がそれ?!
なんて言えばいいのか
わからないでいた


「刺激をもらってきたのかな?」


夫は、私の上パジャマのボタンを荒々しく外しキスをしてきた

ナオ
「ん…んん」


「お前が、他の旦那さんに抱かれてるのかと思うと…なんでかな?
妬いてんのかな?俺」

ナオ
「アナタだって他の奥さんとでしょ?
あの店から出てきたってことは…」


「お前、敏感になってないか?
ほら、こんなに濡れてるっ」

ナオ
「あん…あっ…」


「お互い良かったんじゃないかな♪
俺も興奮してきちゃった」


夫は、硬くなったモノを私の濡れた陰部に入れてきた
熱くなったソレが熱く脈打ち
私のカラダを突き動かした


「おおっ…やばっ…ヤバすぎだ…」

ナオ
「あっ…すご…いい」


私は、思わず夫の背中に爪を立てた


「ああ…もう…イき…そう」

ナオ
「うん…あっ…」


夫と、こんなに粘った営みは久しぶりだった…心地いい疲れに酔いしれていた


「ナオ…良かったろ?! ならさ、このまま割り切ってさっあの店に通いつつ夫婦の営みも続けよう」


私は夫の提案を受け入れた
仮面を被るのだ
割り切った夫婦の仮面を

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