【男女会話サシ劇】夕飯どうしましょ?
登場人物紹介
A 女性イメージ
B 男性イメージ
男女サシ劇としてますが性別不問です
語尾を言いやすいように変える
名前を決めて、お互い呼び合うのもOK
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A:「ねえ 今日の夕飯 何食べたい? 」
B:「なんでもいいよ」
A:「いっつも そう言って
後で文句いうじゃんっ」
B:「はいはい…」
A:「ちょっとぉ💢
ちゃんと聴いてないでしょ?!」
B:「聴いてるよ。今日の夕飯の話だろ…」
A:「まったくぅ💢もういいっ」
B:「もういいの?!
なら 話しかけないで」
A:「ぐぬぬ(´◉ᾥ◉`)
殴りてぇー こらえろ自分っ」
B:「………」
A:「無視かよっ」
B:「えっ!?なんか言った??」
A:「ε-(ーдー)はぁ…
さっきから何してるの?」
B:「うん??いまプラモの仕上げ中…」
A:「えっ!?もう色 ついてるじゃん」
B:「汚しの塗装してるんだ」
A:「わざわざ汚すの!?」
B:「泥はね とか、埃(ほこり)とか付けるとリアルな感じになるんだよ」
A:「へー(棒読み)」
B:「棒読みしやがって興味ないだろ!?」
A:「うんっ!」
B:「元気よく答えんなってw」
────笑い合う二人─────
A:「なんか、この 泥はね塗装さ
焼き目に見えるんだけど」
B:「へっ??」
A:「美味しそう♪」
B:「おいおいっ…なに言ってんの!?
この美的センスが、わからんのかっ💢」
A:「だってさ このプラモ、鯖(さば)に見えない?」
B:「鯖(さば)?なに言ってんだかっ」
A:「メタリックブルーとブラックが光りでテカって新鮮な青魚に見える」
B:「新鮮な青魚かぁ
プラモに興味ない人には、そんな風にみえるのかな?でも、なんで鯖(さば)に断定したのさ」
A:「鯖(さば)の皮の部分に見えてこない?鮭(しゃけ)は、もっと黒いじゃん!!」
B:「なに その偏見w」
A:「よく聞くがよい!!
汚しが加わることにより焼き目になって…ちょっと、ちゃんと見てる?」
B:「必死かよっ!!ww
はいはい聞くし見るよww」
A:「こっちは 真面目に言ってるの!!
ほら、よく見てごらんなさいよ
焼き鯖(さば)に変化してるではありませんかっ!!」
B:「おお(˙꒫˙ )素晴らしい…ぷっw 」
A:「笑ってないで よく見たまえ!!」
B:「はいはいw
あれ?………あっ…ホントだ
そう言われると鯖(さば)に見えてきた」
A:「ね♪でしょ?!( ¯ ꒳¯)フフン」
────しばし沈黙──────
B:「あっ!!」
A:「なにっ! びっくりしたっ」
B:「そうだっ! 鯖(さば)定食にしよう!!」
A:「そうだ京都に行こう!!
みたいに言わないでw なんの話よ」
B:「なんのって、今日の夕飯の話だよ」
A:「ああ、夕飯のことね。
急に [ふりだし]に戻ったな」
B:「でもキミも鯖(さば)
食べたくなったでしょ?!ねぇねぇ」
A:「まあねw」
B:「ほらほら〜だんだんと鯖(さば) の口になってくるぅ
鯖(さば)の油がジワジワっと溢れてくるぅ 」
A:「おおっ (°𓂍°)ジュル」
B:「催眠術 成功だっ!!」
A:「暗示かけないでww」
B:「そうと決まれば行こう!!」
A:「えっ!?京都に??」
B:「違うよ 近くのスーパーに」
A:「なーんだ 京都に行けるかと
期待しちゃったじゃないかw」
B:「夕飯を食べに わざわざ京都に行くかよwどんだけセレブよw」
A:「今から行ったら夕飯を通り越して朝食だよねw」
B:「だなw」
A:「ねーw」
────二人笑い合う────
B:「さあ、行こう!!すぐにでもスーパーへ」
A:「さっきまでとは打って変わって夕飯の話題に乗り気じゃんっ」
B:「乾燥時間…」
A:「はっ?!」
B:「小一時間って とこだな」
A:「だから 何が」
B:「だからプラモのことでしょうがーーーっ!!」
A:「まだ 子供が食べてるでしょうがっ!!の勢いで言うなっw」
B:「早く行こうぜっ 乾かしてる間に!!
ほれほれっ」
A:「わかったわかった。
けど、定食って どうすんの??」
B:「旅館みたいに小鉢をつけてさっ」
A:「えー めんどくさいよ
わざわざ用意するの 」
B:「いいんだよ パックのヤツを買って小鉢に盛りつければ」
A:「ほぉ!それなら いいかも」
B:「でしょ!?後さ レトルトの味噌汁も用意しよう!!」
A:「おおっいいね いいねぇ」
B:「いざ!鯖(さば)定食」
A:「まいろうぞ!近くのスーパーへ」
[スーパーにて]─────
Bナレーション:
意気揚々、勢いよく家を出たまではよかったのだが…
Aナレーション:
二人とも財布を持っていなかったのである…
Bナレーション:
相手が言い出しっぺだから 相手が払ってくれるだろうと…
Aナレーション:否セリフ
お互いが そう思ってたので…って
「おいっ!ナレーションシーン長ぇよっ!!w」
B:「せっかく スーパーの店頭で自分に酔いしれてたのにぃ
いいところで止めないでよ♪
意地悪なんだからさっ 」
A:「こんな所で 酔いしれなさんな!! 現実を見なさいっ!!
どうすんのさっ二人とも財布 持ってないんじゃ 買い物できないじゃん」
B:「まあまあまあ、ギャーギャーわめきなさんな。落ち着きなされよ」
A:「なんとかせねば…今から家に帰って…財布とって…あーあ だいぶ時間ロスするなぁ…ブツブツ」
B:「今度は 何やらブツブツ言い出したぞ
まるで 何かの呪文のようだ!! ハッハッハ」
A:「………」
B:「そこは ムスカ大佐かーいっ!
ってツッコミ入れるとこでしょっ!」
A:「構ってらんないのっ
いま 真剣なんですよコッチは」
B:「コッチだって真剣にムスカってたんだけどっ 名演技だっただろがっ」
A:「どこがじゃww」
────笑い合う二人──────
A:「んで どうするよ?」
B:「てれれってってってー♪
お財布ケータイ」
A:「ドぅラえもんの秘密道具!! 」
B:「のびつぁ君 どうしたんだい
また 泣かされたのかい!?」
A:「そうなんだよぉ お財布忘れちゃったんだよぉ ドぅラえもん」
B:「そうかい そうかい
じゃあ 自分で解決しなっアデュー✨」
A:「ちょっと待ってよぉ 頼むよぉ
一生のおねがぁい」
B:「仕方ないなぁ わかったよ」
A:「じゃあ お支払い お願いします」
B:「あっ コレで PayPayで
(。・`ω・´)キラン」
A:「店員のオバチャンにキメ顔w」
Aナレーション:
無事に 鯖(さば)を買うことができた
私たち
Bナレーション:
この後 ちゃんと夕飯に
ありつけたかは想像にお任せします
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