【絵本風小説】ネズミさん一家の自動販売機
ネズミさんの一家は
自動販売機の中に住んでいます
紙コップのタイプの自動販売機が
ネズミさんの達の お家です
あら? ブタさんがホットコーヒーの
ボタンを押しましたよ
父「腕によりをかけて美味しい
コーヒーを入れるよ」
母「さあ 子供たち
コーヒーが出来上がるまで
お歌のサービスよ」
あれ??ちゃんと飲み物だしてくれるの!?
子「♪お父さんは コーヒー名人 !!
じっくり じっくり注ぎます
お母さんは ジュース屋さん!!
ぎゅーぎゅーっ
フルーツ搾(しぼ)ります~」
父「はい 出来ました!!
受け取り口から
受け取ってください 」
子「熱いから ふーふーっして飲んでね」
ブタさんは ひと口飲んで
ほっこり ほこほこ
美味しそうに飲み干して
帰って行きました
誰ですか?!( ´ࠔ`* )フフ
自動じゃないなら喫茶店をすればいい
なんて言う人は
自動販売機は ネズミさん達の
"こだわり"なんですよ
今日も 一家は 自動販売機屋さん
頑張ってるのかな??
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