瀬戸大橋

たまたまテレビを見ていたら、瀬戸大橋が作られたときのドキュメンタリーが放映されていた。
途中から見たので詳細はわからなかったが、現場が一体となって一ミリも狂いがあってはならない、天板をボルトをつけるというものだった。
海の上の狭い足場で300-400キロの天板を、鳶職の人達が手でつけていくのだ。

後世に名を残す人の苦労は語られやすい。でも、番組を見ながら、仕事って、どの仕事でもものすごい頭や身体が使われていて、その人の持てる限りの能力を使って成し遂げられているのだと思う。
名もなき人達。一部を担う仕事だから、表には決してその人の名前は残らない。
でも社会を一歩前進させるために、それぞれがそれぞれの仕事で人生の大半をかけて、何かを成し遂げている。

とても美しく、すごいことだと思う。
これは今、週5日働いてみて、初めて見えた景色だ。週3日の仕事ではわからなかったことだ。
週5日働くと、人生の大部分を仕事が締める。ささやかでも自分のパートの仕事を必死でやりおおす。
今後の働き方は模索中だけど、週5日働いてみたことは私にとって重要なことだった。そうでなければ今日の番組もここまで感動しなかったのではないかと思う。
名もなき人達の仕事もまた偉大である。

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