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2020.8.1よんなな会に参加しました!

去る8月1日にオンラインで開催された「よんなな会」に参加してきました!

なんと今回は全国から500人を超える参加がありました。

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ZOOMの画面の一部(1画面25人までしか入らないのでそれ×9だからこれでも225人)を事務局が撮影してくれたものですが、僕もこのどっかにいます。

さて今回のラインナップはこんな感じ。

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今回も、豪華な講演者と、全国の公務員の新しい取り組みの紹介、繋がりをつくる仕掛けが一杯。コロナ退散を願う花火の打ち上げまで、今こそ公務員の頑張り時であると参加者みんなで共有できる秀逸なコンテンツとなっておりました。
いつもは大きな会場(渋谷ヒカリエとか)でリアルに会って登壇者の公演を聞くスタイルですが、今回はこんなニューススタジオみたいなところからの中継でした。しかし、オンラインになったことで、家からでも参加できる気軽さとなり、関西の参加者はハードルが下がったのか、大阪からは40名を超えるかたの参加がありました。司会はお馴染みの総務省(神奈川県出向中)の脇さんと、この4月から特許庁に入庁された岩葉さん。

オンライン故に参加者によるレポートも可能で、こちらは稚内に近い北海道の猿払町の新家さんによる地平線の見える8KMの直線道路からの中継、外交官の参加者の方による、イラン・フランスからの中継もありました。
正にオンラインの醍醐味!

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しかし、参加者が多く500人を超えてくるとZOOMの限界が来たりしてブレイクアウトっていう数人に分けてグループワークをする機能が使えなかったりと色々とトラブルもありましたが、脇さんや運営の方の機転で大きな混乱もなく、運営の腕さすがやなあと感心しきり。


自慢の一品紹介コーナーで、ちょこっとだけ出演させていただきました~~~( *´艸`) 全国500人の公務員が見てるのに一品のネタがドラクエってあれですが、スライムは冒険最初のモンスター。            一歩踏み出そうって意味で(←後付けwww)

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いよいよ公演パート。最初の出演は「オリィ研究所の吉藤健太郎所長」です。
仮面ライダー俳優を思わせるようなシュッとしたイケメン!たまたま写真並んでもたけど、顔立ちの差と持ってる物の差よ((笑))!!

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幼少期体が弱く不登校の経験もあった吉藤さん。アバターを通して社会参加を促す会社を設立されたのもその経験が大きいのだろう。そして4歳のころに交通事故で寝たきりになった人との出会い。その方と無二の友人になった吉藤さん。寝たきりの人でもアバターを通して社会参加できる織姫というロボットを開発されました。

織姫は今ではホテルの受付や、なかにはモスバーガーにも配置され、体を動かすことはできないけれど、織姫というアバターを通じて、アバターという体があれば社会に参加できる!ASLなどの難病で目しか動かせない人だってアバターがあれば外の世界と繋がれる。交通事故にあった吉藤所長のご友人もこの織姫を使って社会と繋がることができました。織姫を遠隔で操る人は敬意をこめてパイロットと呼ばれています。パイロットが遠隔で乗る白い機体・・・僕の中では織姫=キュベレイと登録されましたwww

新聞等にも取り上げられており、この織姫はある意味究極のバリアフリーであると感じました。日本人は健康寿命と平均寿命の間に約10年の年月があるそう。つまりラスト10年は何らかの制限が加わることが多い。隔離された病院で天井だけを見つめ生かされているのではなく、最後まで人間らしく生きるためのアバター織姫。自治体でもこれから関係してくる分野であると大いに感じました。

オリィ研究所が現在取り組んでおられるアバターギルド(名前がまたカッコいい!)はこちら → https://avatarguild.com/


続いての登壇者は厚労省参与の畑中洋亮さん。神奈川県のコロナ対策の第一人者として、そして現在は厚労省でコロナ対策に奔走されておられます。その能力とブレない筋たるや。公の為に仕事をするとは?全国の公務員にこのお話を聞かせたかった!

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実は民間企業におられた畑中さん。ダイヤモンドプリンセスが着岸したころはまだコロナに関わるなんて夢にも思っておられなかったそう。難しいインフルくらいなのかなあと。
しかし、病院が機能停止していく様を見て、これは国家の一大事だと感じ、もともと持ってはった熱意と情報集約の技術を引っ提げて、未来創生担当で神奈川県庁の顧問だったこともあり、神奈川県庁に乗り込んでいかれた!それに応えた神奈川県は畑中さん主導の元で情報集約を徹底。神奈川モデルの創設につなげられました。

いや、これ口で言うとこれだけやけど、顧問してるからって自分もお仕事あるのに県庁に乗り込んでいける!?そして神奈川県もその提案を即座に受け入れて陣頭指揮させる!?この熱意と柔軟性。そして圧倒的なデータ、客観的視点。何より日本の一大事に自分の能力を活かそうと思ってくれはる心意気。38歳やで!?年下やで!?

コロナだからと諦めず、コロナ国難の今だからこそ公務員の腕の見せ所!一人一人が自分に出来ることを真に考えて努力する時と感じました。確かに畑中さんの能力や経験は突出しているかもしれない。けど、市役所や県庁に勤めている僕らも何かしらのキャリアと経験がある。大切なのは皆で一丸となってコロナをやっつけようっていう心意気。一人一人がそれぞれの持ち場で努力することではなかろうかと思いました。きっとある!自分にもできること!
情報共有の取り組みを身振り手振りを加えながら熱く語る畑中さん。国や地域を想う真剣さと熱意こそ公務員の源泉であると思いました。

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続いては神戸市の長井さんによるオンライン市役所の紹介!

コロナの前から構想されていましたが、公務員の世界では毎回異動によって経験が失われている。引き継ぐ期間も短く、せっかく取り組んできた事業も職員個人としては尻切れになってしまうことも多い。それを全国の公務員で教え合う仕組みを作れないかと作られたのがオンライン市役所。

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オンライン市役所で知恵の授け合いをしましょう!


今回はオンラインと言うことで各地からの中継も充実。先日豪雨被害にあった熊本からは、公務員より公務員らしいあの池田親生さんが被災地支援に入っておられて、現地からのレポートでした。

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氾濫した球磨川を背に、コロナの影響もあって全国から支援に入れない現地の窮状をレポートしてくださいました。しかし、新しい取り組みも始まっており、現地にボランティアに行く事は出来ないけれど、お金で支援して、そのお金でもって県内の大学生やコロナで職を失った人を雇ってボランティアをしてもらうという取り組みが始まっているとのことでした。

行きたいけれどいけない人はお金で支援を、そしてコロナで職が少なくなった県内の労働力をそのお金で、そして被災者のかたの元には労働力としての力が。まさに三方良しの仕組みだと思いました。しかし、被災地がまだまだ大変なことに変わりはありません。下記よりご支援をお願いします。

そのサイトがこちら。           
https://camp-fire.jp/projects/view/309788
皆様の温かい支援をお願いします。

前後しますが、今回はオンラインを活かした各地からの中継が充実!
韓国に一番近い島対馬からは東京からの移住者公務員針谷くん。普段見ることのできない離島対馬の雰囲気を伝えてくれました!

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そして、続いては、まさにオリンピックが開かれているはずだったオリンピックスタジアム前から。小平市よりオリパラに出向されてる坂井さん。リポートのふるまい、現地からのクイズなど、よんななが生んだミステリーハンターと言っていいのではないでしょうか。

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他にも各地の個性豊かな場所を結ぶ中継が展開されました!
全部の画像を入れられなくてごめんなさい。
こうやって各地をつなげるのも、まさにオンラインの力!


さて、最後の登壇者は40歳のJリーガー安彦考真さん。最近はテレビにもよくご出演されている、40歳でJリーガーを目指し見事夢を実現されたかた。

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ご存知のかたも多いと思いますが、その年俸は120円。でも40歳になってからJリーガーに挑戦したことに意味がある!

「自分の人生の主役は自分」子どものころあれほど〇〇になりたいと目を輝かせていた自分は大人になってこじんまりとなってしまってはいないか?

お金は必要だが、お金のために仕事をしているのか?何のために仕事をしているのかが明確であれば充実や幸せがあるだろう。お金だけが幸せをもたらすものではない。いつの間にか自分を小さくして、お金のためだから生活があるからと仕事が作業になり社会の脇役になってはいないか?

100回の素振りよりも1回のバッターボックス。安彦さんはかつて諦めた夢を取りに行った。正直お金の上ではJリーグ挑戦前のほうが裕福だった。けれど、それは本当に子どもたちが憧れる大人の姿なのか?自分は本当に自分の人生を楽しめているか。「環境」「上司」「友達」周りからは色々言われるだろうけれど、周りは責任は取ってくれない。死ぬときに「あぁ~めっちゃ楽しい人生やったなあ」と胸を張っていえるような。孫やひ孫に誇れるような人生にしたい。

じゃあ、仕事はお金をもらう作業ではなく「世のため人のため」になってこそだ。次々届く安彦さんのメッセージに感動しきりでした。

人は大人になると制約が増え、次々仕方ない・・・と「嘘」を着込んでしまう。嘘を脱ぎ捨ててもう一度輝く自分を取り戻そう!

思えばこの後紹介する1分ピッチでも、先ほどの畑中さんのお話しでも「輝く大人」「子どもが憧れる大人」というワードがテーマだった気がする。勿論オリィさんも。出てくる人出てくる人輝いている。これこそが日本を救う原動力なんだと感じた。

このお話を聞いて思い出した言葉がある。予備校時代の恩師の言葉だが、
「人生は妥協なしには生きられない。誰しもがJリーガーやプロ野球選手になれるわけではない。」安彦さんはなってるからより凄いんやけど・・・
「仕方ないと流されて、納得せず妥協するのは軟弱な生き方」
「十分苦しんで悩んで、納得して妥協するのは柔軟な生き方」
実はこれ、自分の人生の座右の銘にしてて、決断のたびに思い出していたので、僕自身に人生の後悔ってほとんどない。自分で決めてこの道に来たのだから、悔いはない。違う道を選んでいたら違う友人と出会い違う人生があっただろうが、選ばなかったものを想像しても意味がないので、選んだこの道を最良の道と呼べるように頑張る。そういう意味ではあんまり嘘もついてないし、好きなように楽しい方にやってきてるので、一応輝いてる大人!? なのかな(笑)

安彦さんのお話の中でも一番響いたのが、
★来てもいない未来にビビるより、起きてしまった現実に対してどう試行錯誤するか。
★「迷い」は「行動前」に起こる、「悩み」は「行動後」に起こる。だから悩み多き人生は幸せである。やろうかやるまいかは迷っているだけ。まずやってみて、それから思いっきり悩んでみろ!

思えば恩師の言葉も「悩んで」が出てくる。まずはやってみてその結果に対して納得するかどうかって話やったので、感銘受ける言葉って繋がってるな~って感じました。


さて、今回のよんなな会も終盤に差し掛かってきました。ここからはこれからチャレンジしようとする人が仲間を募る公務員1分ピッチのコーナー。
今回はこのようなラインアップ。どれもめっちゃいい取り組みばっかりやねんけど、全部紹介できなくて申し訳ない。

登壇者3

なかでも、今回は我らが「せんたま」で一緒に活動する仲間、泉大津市の西田さんがピッチで自らの想いを語ってくれました!

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泉州オフサイトEGG「せんたま」は泉州地域で志のある公務員や民間の方をつないで、まちづくりに寄与していこうとする自主研究グループです。良かったらイイネしてくださいね!(自己宣伝)

https://www.facebook.com/eggsentama/?modal=admin_todo_tour

なかなかイベントはできてませんが、せんたまでもオンラインを駆使して何かやりたいなあと考えています。


夕刻も迫りいよいよエンディングとなりました。最後を飾るのは全国のみんなからメッセージを寄せた花火!

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みんなが想いを寄せたメッセージを花火に込めて夜空に打ち上げていただきました。うちも娘と一緒にメッセージを書いて花火に願いを乗せました!
打ち上げ場所だった福島県では直前まで土砂降りの雨だったようですが、みんなの想いが通じ・・・「今から、晴れるよ!」状態となって花火がそれを彩りました!

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コロナが落ち着いて、イベントが出来るようになったら、必ずまたリアルで再会しようと固く約束し、この後オンラインによる交流会でも交流を深めました!

長くなりましたが、これが今回僕が感じたよんなな会の全容です。次回は11月15日(日)に多分オンラインで開催となりますので、次回一緒に冒険に行けるかた募集します!一緒にのぞきにいきませんか?


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