見出し画像

クリスチャンとして生きるということ(15)

〜「信仰」とは何か?②〜

信仰についてもう少し理解を深めておきましょう😉ヘブライ11章は章全体が信仰について語られていますが、1節には信仰の定義について、こう述べられています↓

「信仰​と​は,望ん​で​いる​事柄​が​実現​する​と​いう​確信​で​あり,目​に​見え​ない​もの​が​実在​する​と​いう​はっきり​と​し​た​証拠​を​持っ​て​いる​こと​です。」

以前の訳「信仰​と​は,望ん​で​いる​事柄​に​対する​保証​さ​れ​た​期待​で​あり,見え​ない​実体​に​つい​て​の​明白​な​論証​です。」

※「保証された期待」=ギリシャ語でヒュポスタシス 古代の商業文書によく使われた言葉
→ 目に見える状態の根底にあって,将来における所有を保証するものという考えがある
別訳:「信仰は望んでいる事柄の権利証書である」
※「明白な論証」=ギリシャ語でエレンコス
→ ある事柄,それも特に事実と思えることに反する事柄を論証するために証拠を提出するという考えがある
この証拠は以前には識別されていなかった事柄を明らかにし,そうすることにより事実と思われていたに過ぎない事柄を論ばくする。「明白な論証」,つまり確信のための証拠は極めて明確,もしくは強力なので,信仰は明白な論証に相当すると言われている。
   (聖書に対する洞察 第1巻p.1204より)

…要するに信仰とは盲信や軽信ではなく、はっきりした証拠に基づくものであるべきだと聖書は述べています🥸

例えば、自然界などの目に見える創造の業は、目に見えない創造者の存在を証しています。(ローマ1:20)
他にも、聖書のこれまでの預言が成就したことは、将来予告していることもすべて実現する、という確信を抱かせます。(ヨシュア23:14)

ですから信仰は一時の感情という薄っぺらいものではなく、証拠に基づいて理性(理屈)で培うことが大切です😉↓

「自分​の​体​を,生き​た​犠牲,神​に​受け入れ​られる​聖​なる​犠牲​と​し​て​差し出し​て​ください。理性​を​働か​せ​て​神聖​な​奉仕​を​する​の​です。」(ローマ12:1)

理性で信仰を築き上げるなら、数式のように整った揺らがないスタイルが出来上がります。
ある式(聖句)が偽であるとの攻撃も、別の式(聖句や証拠)を見せて論じることにより、誰にも覆えせない答えを出せます。

「パウロ​は​自分​の​習慣​通り​会堂​に​入り,3​週​続け​て​安息​日​に​聖書​から​論じ,キリスト​が​苦しみ​を​受け,そして​生き返る​必要​が​あっ​た​と​いう​こと​を​説明​し​たり,関連​する​点​を​挙げ​て​証明​し​たり​し​て,「私​が​伝え​て​いる​この​イエス,この​方​が​キリスト​です」と​言っ​た。その​結果,ある​人​たち​は​信者​と​なっ​て​パウロ​と​シラス​に​加わっ​た。」(使徒17:2-4)

※パウロはめちゃくちゃ仕事のできる人でした📌😎

ぜひ聖書を生涯をかけて繰り返し繰り返し読み、研究を深めることにより(「聖​なる​力​に​導か​れる​人​は​全て​の​事柄​を​調べ​ます。」コリント第一2:15)、信仰の「質」を日々高めていきましょう。

「その​よう​に​し​て​皆さん​の​信仰​の​質​は​試さ​れ​ます。試さ​れ​た​信仰​は,火​に​よっ​て​試さ​れ​た​金​より​も​はるか​に​価値​が​あり​ます。」(ペテロ第一1:7)

精錬された金以上に強固な信仰は、きっとあなたをサタンや反対者のあらゆる攻撃から護るものとなるでしょう✨🤗

※聖書研究をする上でJW libraryやオンラインライブラリーは非常に役立ちます📝

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?