大阪桐蔭高校は、なぜ強いのか?

全国優勝をするような学校でもとりわけ強いのが、大阪桐蔭。
2022年6月18日に行われた日本体育大学との練習試合でも
7−0で完封勝利している。どの世代でも圧倒的強さを誇っている

監督である西谷さんは、スカウトに力を入れている。
全国を飛び回り、親御さんを口説き、全国から優秀選手が入部してくる。
中学時代、全日本代表だった選手が控え選手になってしまう位、、、
控え選手でも150キロ近い速球を投げてしまう位、タレント揃いだ。

しかし、本当にそれだけだろうか、、、
いい選手が揃ってるから全国優勝するんだろうか、、、
確かにそれはそれで事実だろう。

こんな話を聞いた事がある。

普通の高校球児のスローガンは、
「甲子園に行こう!!」「今年こそは甲子園に!!」だろう。

しかし、大阪桐蔭は違う。
「全国優勝」を掲げている。それ自体は容易に想定できると思うが、
「全国優勝」という言葉を、練習中にずっと言い続けているらしい。
「全国優勝」は彼らの中では、当たり前であり、
甲子園に出場する事は、通過点なのだ。

そのことが如実に表れてるシーンがある。
大阪府大会の準決勝、甲子園の準決勝で、
背番号1番のエースを温存し、控え投手が投げるケースだ。

あくまで大阪桐蔭は、全国優勝する事が目的なので、
その甲子園で、疲れていないピンピンしたエースを登板させる為に、
前日の準決勝では、控え投手が投げるのだ。そこまで徹底している。

全国優勝を当たり前の価値観にする。
その為に全て行動を決定している。

ビジネスでも同じことが言えそうだ。

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