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人間国宝

人間国宝、中村吉右衛門氏が逝去された。
享年77歳、亡くなるには余りにも早すぎる。 

去る10月7日にはもう1人の人間国宝である、
柳家小三治師匠も逝去されている。  

此方も81歳、まだまだ生きられる年代。

相次ぐ人間国宝の死により次なる人間国宝の
選定に上は頭を大きく悩ませていると言う。

落語界では桂歌丸師匠を次の人間国宝という
話も出ていたらしいが先に亡くなられた。

人間国宝となると誰でもでは行かぬ、
長年の功績、そして品行方正が求められる。

功績に関してはその資格ありとする方でも、
品行方正の部分において劣っていては駄目。

故に選定する側は迚頭を悩ませているとか。

人間国宝とはいわば生きた日本文化、
その喪失は即ち日本文化の喪失に等しい。

日本は今、汎ゆる面で岐路に立っている、
この難局をどう乗り越えられるか問われる。

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