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『本当は凄いおにぎりの語源』



意外と知らない方が多いというか
私自身、最近この事実を知った。

俗に言うお握り、握り飯の事だが
今はコンビニ等で気軽に買えるが
我々が子供の頃は運動会や遠足等で
母が早くから起きて作ってくれた。

今でもご飯が残ると偶にお握りにして
食べる事があるがやはり美味しいと思う。

昔は奉公や仕官で故郷を遠く離れる
親が懸命に握った握り飯をお守りの
代わりに我が子に持たせたと言われる。

え?お守り代わり?お握りが?と
訝しがる方も居られるであろう。

実はお握りの語源は『鬼斬り』、
その真の意味は魔除厄除けである。

特にお握りに使われる塩が魔除の
役割を果たし固く握る握り飯も、
噛み締める意味でこれも魔除である。

今でもお葬式の帰り家に入る前に
祓い塩をする習慣があるのはそれ。

所謂魔除の儀式の際今でもこの
鬼斬は1部の集落では使われる。

お葬式や憂い事の帰りに
お握りを食べて、
鬼斬で厄除けや魔よけ
をする地域もある。

故に何か変な気を感じたりだとか
生霊に取り憑かれたなと思われたら、
良質の塩を使ったお握りを食べると、
鬼斬=魔除となる事は覚えておかれても
損はしないと思われる。

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